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【ap job更新】 場の企画・デザイン・運営までをトータルプロデュースする「株式会社クル」が、建築設計職と企画運営職のスタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 場の企画・デザイン・運営までをトータルプロデュースする「株式会社クル」が、建築設計職と企画運営職のスタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 場の企画・デザイン・運営までをトータルプロデュースする「株式会社クル」が、建築設計職と企画運営職のスタッフ(経験者・既卒)を募集中

場の企画・デザイン・運営までをトータルプロデュースする「株式会社クル」の、建築設計職と企画運営職のスタッフ(経験者・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

優れた体験を提供する宿泊施設に贈られる「2ミシュランキー」を獲得したホテル「ENOWA YUFUIN」や、ドイツの国際デザイン賞「ICONIC AWARDS 2026」を受賞した「イニシア京都御所南」など、高いデザイン力をベースに、建築・インテリアから場の企画・運営までを一貫して手がけるデザインファーム「KURU」。

第40期を迎え、複合施設やホテル開発、官民連携のまちづくり、自社事業まで挑戦の幅が広がる中、さらなる進化に向けて設計チームおよび企画・運営チームのメンバーを募集します。

「図面を引くだけ」ではなく、「何をつくるか」、「どう長く愛される場に育てるか」という上流からクライアントと共に考え抜く。

デザインの枠や職種の境界を越えて、場づくりの本質に挑戦したい方のご応募をお待ちしています。

【KURUとは】
KURUは、場の企画からデザイン、運営、自社事業まで、幅広い領域を横断してプロジェクトに伴走するチームです。
創業40期目を迎えた現在、社員と多様な専門性を持つ業務委託パートナー合わせて20名を越えるフラットなチームへと成長してきました。

KURUの仕事は、図面を描いて終わりではありません。
企画や事業構想の段階からプロジェクトに入り、設計、施工、運営まで。社内外のメンバーがお互いをリスペクトし合い、それぞれの専門性を持ち寄りながら、最高の場づくりを行っています。
目の前の空間だけでなく、その先にある体験や事業のあり方まで考え、長く愛されるカタチをつくることを目指しています。

事業領域が広がり続ける成長フェーズだからこそ、「誰がやるか決まっていないこと」を人任せにせず自ら拾いに行ける方、境界を越えてコミュニケーションを取りながらチームで解決することを楽しめる方を求めています。

礒健介 / 礒建築設計事務所による、神奈川・座間市の「さがみ野の家」。住宅街の旗竿形状の敷地。書斎を含む5部屋が必要な与件に対し、各部屋の眺望や動線などを検討して平面中央に“螺旋階段”を据える構成を考案。螺旋階段は“リズム”も生み出し“静かな動き”を暮らしにもたらす
礒健介 / 礒建築設計事務所による、神奈川・座間市の「さがみ野の家」。住宅街の旗竿形状の敷地。書斎を含む5部屋が必要な与件に対し、各部屋の眺望や動線などを検討して平面中央に“螺旋階段”を据える構成を考案。螺旋階段は“リズム”も生み出し“静かな動き”を暮らしにもたらす外観、敷地内のテラスより見る。 photo©西川公朗
礒健介 / 礒建築設計事務所による、神奈川・座間市の「さがみ野の家」。住宅街の旗竿形状の敷地。書斎を含む5部屋が必要な与件に対し、各部屋の眺望や動線などを検討して平面中央に“螺旋階段”を据える構成を考案。螺旋階段は“リズム”も生み出し“静かな動き”を暮らしにもたらす1階、左:螺旋階段、中央手前:ダイニング、右奥:リビング photo©西川公朗
礒健介 / 礒建築設計事務所による、神奈川・座間市の「さがみ野の家」。住宅街の旗竿形状の敷地。書斎を含む5部屋が必要な与件に対し、各部屋の眺望や動線などを検討して平面中央に“螺旋階段”を据える構成を考案。螺旋階段は“リズム”も生み出し“静かな動き”を暮らしにもたらす1階、左:ホール、中央:螺旋階段、右:ダイニング photo©西川公朗

礒健介 / 礒建築設計事務所が設計した、神奈川・座間市の「さがみ野の家」です。
住宅街の旗竿形状の敷地での計画です。建築家は、書斎を含む5部屋が必要な与件に対し、各部屋の眺望や動線などを検討して平面中央に“螺旋階段”を据える構成を考案しました。また、螺旋階段は“リズム”も生み出し“静かな動き”を暮らしにもたらします。

神奈川県座間市の住宅地に建つ、5人家族のための住宅である。
敷地は旗竿形状で、15mほどのアプローチの先に広がる周囲を建物に囲まれた奥まった敷地。

建築家によるテキストより

初めて敷地を訪れた際に、比較的開放感のある周辺の視線や喧騒から程よく距離を置き、住宅街のなかにありながら、ひらかれて穏やかな印象であると感じた。
求められたのは、家族5人が快適に長く暮らし続けられる住まいと、それぞれの部屋と書斎の5部屋を確保することであった。

建築家によるテキストより

まず、5部屋のボリュームから過不足のない床面積を割り出し、眺望や抜けを期待できる周辺環境に呼応した各部屋の配置と、効率の良い動線計画を検討した。結果、配置、動線、つながり、全てがまとまる螺旋階段を家の中心に据えるプランが導き出された。

プランの構成は明確で1階にLDKと水廻り、2階に個室の5部屋を配置。2階の個室のボリュームがそのまま1階のLDKの床面積であり、水廻りと玄関が下屋に納まっている。螺旋階段は縦動線としての機能に加え、視線の見え隠れや空間にリズムを生み、家族の移動や気配の交差点となり、暮らしに静かな動きをもたらしてくれることを期待した。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 “制約への挑戦”を掲げ、東京都心に数多くの建築を生み出す「Field Design Architects」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2027年新卒)を募集中
【ap job更新】 “制約への挑戦”を掲げ、東京都心に数多くの建築を生み出す「Field Design Architects」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2027年新卒)を募集中
【ap job更新】 “制約への挑戦”を掲げ、東京都心に数多くの建築を生み出す「Field Design Architects」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2027年新卒)を募集中ARCHITECT CHIHIRO UCHIDA 内田千尋/一級建築士 基本実施設計から現場監理まで担当し、現在複数のプロジェクトをリードしている。

“制約への挑戦”を掲げ、東京都心に数多くの建築を生み出す「Field Design Architects」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2027年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

Field Design Architectsは、設計・表現・発信・組織づくりを横断する、これからの時代の新しい設計事務所を目指しています。

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私たちは「制約への挑戦」を掲げ、東京都心の一等地を中心に、建築・都市のデザインを展開する設計集団です。
厳しい法規制や事業条件、敷地条件を乗り越えながら、東京の中心に数多くの建築を生み出し、都市の風景に私たちならではの個性を刻むことを目指しています。

今期からは新たに広報部を立ち上げ、SNSや映像をはじめとする幅広いメディアでの発信を本格化します。設計するだけでなく、その過程や思想、建築が生まれる現場そのものを社会へ届けることで、従来の設計事務所の枠を超えた新しいムーブメントをつくっていきます。

私たちは、建築を単なる設計業務としてではなく、生き方であり、表現であり、チームで取り組む創造的な活動であると考えています。
一人ひとりの専門性や感性を掛け合わせながら、建築を起点とした新しい価値と世界観を生み出していく組織です。

CAD、BIM、3Dモデリング、レンダリング、グラフィック、映像、SNSまでを分断せず、一連のデザインプロセスとして捉えています。建築設計やデザインに取り組んできた方はもちろん、これらの領域を横断しながら新しい表現に挑戦したい方、私たちの活動や思想に共感してくださる方を募集します。

社員の平均年齢は31歳。若い世代を中心に、建築設計に加えて、グラフィックやビジュアライゼーション、映像、SNSなど、それぞれの得意分野を生かしながらプロジェクトに取り組んでいます。年齢ではなく、柔軟な発想と表現への意欲、そして自らの領域を広げていく姿勢を重視します。

事業と組織の拡大に伴い、2027年4月1日には現在の約250㎡のオフィスを約500㎡へ拡張します。新オフィスではフリーアドレスを導入し、部署や職種の垣根を越えて人とアイデアが交わる、より自由で創造的な環境を整えます。

建築の設計だけにとどまらず、表現し、発信し、組織そのものをつくっていく。
私たちとともに、これからの設計事務所の新しいかたちをつくる方を求めています。

ピーター・ズントーによる“建築模型”に焦点を当てた書籍『Atelier Peter Zumthor: Architecture Models』が予約受付中。テルメ・ヴァルスやLACMA新館等までも対象とし、写真約350点を収録

ピーター・ズントーによる“建築模型”に焦点を当てた書籍『Atelier Peter Zumthor: Architecture Models』が予約受付中です。テルメ・ヴァルスやLACMA新館等までも対象とし、写真約350点を収録しています。発売日は2026年10月12日を予定。リンク先で中身のプレビュー画像を5枚閲覧できます。

DOGと吉川崇裕による、宮城・仙台市の「Y3ハウス」。交通量があり“仙台東照宮”に近い敷地。土地の文脈への応答を求め、神社の“内陣外陣を分かつ精神的に繋がる境界”を引き継ぐ建築を志向。高基礎に据えた木造軸組が二層を貫き“面としての境界”となる構成を考案
DOGと吉川崇裕による、宮城・仙台市の「Y3ハウス」。交通量があり“仙台東照宮”に近い敷地。土地の文脈への応答を求め、神社の“内陣外陣を分かつ精神的に繋がる境界”を引き継ぐ建築を志向。高基礎に据えた木造軸組が二層を貫き“面としての境界”となる構成を考案外観、南側の道路より見る。 photo©中山保寛
DOGと吉川崇裕による、宮城・仙台市の「Y3ハウス」。交通量があり“仙台東照宮”に近い敷地。土地の文脈への応答を求め、神社の“内陣外陣を分かつ精神的に繋がる境界”を引き継ぐ建築を志向。高基礎に据えた木造軸組が二層を貫き“面としての境界”となる構成を考案1階、玄関側よりリビング越しにダイニング側を見る。 photo©中山保寛
DOGと吉川崇裕による、宮城・仙台市の「Y3ハウス」。交通量があり“仙台東照宮”に近い敷地。土地の文脈への応答を求め、神社の“内陣外陣を分かつ精神的に繋がる境界”を引き継ぐ建築を志向。高基礎に据えた木造軸組が二層を貫き“面としての境界”となる構成を考案1階、左手前:ダイニング、左奥:リビング、右:キッチン photo©中山保寛
DOGと吉川崇裕による、宮城・仙台市の「Y3ハウス」。交通量があり“仙台東照宮”に近い敷地。土地の文脈への応答を求め、神社の“内陣外陣を分かつ精神的に繋がる境界”を引き継ぐ建築を志向。高基礎に据えた木造軸組が二層を貫き“面としての境界”となる構成を考案1階、キッチンからダイニングとリビングを見下ろす。 photo©中山保寛

齋藤隆太郎+木村華 / DOGと吉川崇裕が設計した、宮城・仙台市の「Y3ハウス」です。
交通量があり“仙台東照宮”に近い敷地でのプロジェクトです。建築家は、土地の文脈への応答を求め、神社の“内陣外陣を分かつ精神的に繋がる境界”を引き継ぐ建築を志向しました。そして、高基礎に据えた木造軸組が二層を貫き“面としての境界”となる構成を考案しました。

仙台東照宮から程近い今回敷地を建築主と訪れた際に、前面道路の交通量が多く、プライバシーとパブリック、ハレとケ、歴史的な文脈からは仙台東照宮の内陣外陣の構成等が敷地のコンテクストであると認識した。

一般に内陣は仏の空間、外陣は世俗の空間という線引きがされており、意匠も格式も内陣が高く、外陣は簡素に仕上げられている場合が多い。仙台東照宮も同様なのであるが、本殿が桁行3間、梁間2間で構成され、それを真っ二つに分かつように内陣外陣が構成されている。この構成とプロポーション、そして内陣外陣を分かつ精神的につながる境界を本住宅に引き継ぐことで、敷地への応答とした。

建築家によるテキストより

本住宅では、Y3通りのコンクリート高基礎及びむき出しの木造軸組が二層を貫く面としての境界となり、上述の内容を担保している。さらにより自由で現代的な解釈として、境界に機能を持たせるため、階段やキッチン、テーブルまでをY3通りに付属した片持ちコンクリートによって製作した。

建築家によるテキストより

そして境界を空間(3次元)で捉えるという試みにもチャレンジしている。短手断面からもわかるように、本住宅は下屋と母屋の単純な構成を、ずらして重ねる、つまりプライバシー確保のために下屋(リビングダイニング)を少し掘り下げることで、街に対してスケールダウンさせ、また本来であれば下屋と母屋の外壁ライン(Y2通り)が境界となるところをY3通りまで重ねることで、910mmの幅を持った吹き抜け空間としての境界を生み出している。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2026/8/31-9/6]
最も注目を集めたトピックス[期間:2026/8/31-9/6]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2026/8/31-9/6)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。(弊サイトでは、作品記事についてSNS広告を活用した再発信を行う場合がありますが、その流入はランキングに影響しないよう設定しています)


  1. yateと前田工務店による、神奈川・湯河原市の「望楼の家」。アトリエのある彫刻家の住まい。“景色をいかに独り占めできるか”という思いを起点に、大開口に向け屋根を広げて“視界が一気に開ける”空間を構築。あらゆる動線の先に開口を設けて常に外部への視線の抜けを確保
  2. SANAAによる、山形・村山市の「新・道の駅むらやま」の建築基本設計 (概要版) が公開。山並に囲まれた敷地に計画された、“まるい屋根”と”中庭”からなる建築
  3. 山﨑壮一建築設計事務所による、神奈川の「house K」。建て込んだ住宅街の北側接道の土地。採光と通風に加えて“足元の明るさ”を求め、西に量塊を寄せて東を中庭とする構成を考案。水平垂直方向へ空間を連鎖させ全体を緩やかに繋いで“家族の程良い距離感”も生み出す
  4. OMA / 重松象平がリードデザインアーキテクトを務めた、福岡の「天神ビジネスセンターⅡ」。再開発の一環として計画された複合オフィスビル。コロナ禍以降の新たな価値観に応える為、出会いを促進するアトリウムを角部に配置した建築を考案。エグゼクティブアーキテクトとして前田建設工業と俊設計が参画
  5. SDレビュー2026の入選作品の展覧会レポート(後編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペティション。若手建築家の登竜門としても知られる
  6. 五十嵐理人 / IGArchitectsによる、東京の「壁群の家」。不定形な土地での計画。敷地に応答する“複数の方向性”の導入を出発点とし、都市と生活の間の“緩衝帯の様な領域”の創出を志向。“壁柱”と“三角形スラブ”で“一義的に把握されない開放性”も備えた空間を構築
  7. 池田久司建築設計事務所による、兵庫・尼崎市の「塚口のS邸」。高度地区の細長いL字形の敷地。北側斜線で“視線の抜け”が確保できる与件に着目し、開口部の位置と大きさで“環境的な豊かさを引込む”計画を志向。910mm間隔の現しの柱梁は空間にリズムと一体感も与える
  8. SDレビュー2026の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペティション。若手建築家の登竜門としても知られる
  9. studio anettaiによる、ベトナム・ホーチミンの飲食店「Pizza 4P’s Thao Dien」。豊かな庭を持つヴィラを転用。同国に学んだ“ローカル・リジェネラティブ”な存在を求め、“そのまま使い倒す”や“土に還す”等のシンプルな所作で空間を構築。人・動物・植物との関わりの中で成長する建築も意図
  10. and to 建築設計事務所による、東京の「グリムシングハウス」。能に魅せられた夫と家族の住居。日本空間の奥行と自然との暮らしの要望に、遮景を用いた“動的な見え隠れ”と現象を定着する“静的な見え隠れ”を備えた空間を志向。能の“序破急”や“面”と共鳴する建築が現れる
  11. 前田圭介による建築展「ほころび」。大阪・日本橋の安藤忠雄設計の建築を会場に開催。代表的な17作品の“コンセプチュアルモデル”と“初期ドローイング”に加えて“旅のスケッチ”も展示
  12. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  13. ヨネダ設計舎 / 米田雅樹による、三重・亀山市の住宅「野原の家」
  14. 西下太一建築設計室による、京都市の「御陵の家」。居住空間と仕事場を内包する計画。用途間の動線計画と其々に“ふさわしい居心地”を主題とし、廊下などの移動空間に“静けさと心の切替”のある建築を考案。短いシーンの中に“儚い光と暖かい翳”も存在させる
  15. ピーター・ズントーとその作品に焦点を当てるドキュメンタリー映画「FROM INSIDE OUT」の公式抜粋映像。ヴィム・ヴェンダースが監督。ブラッド・ピットがエグゼクティブ・プロデューサーを務める
  16. 葛島隆之建築設計事務所による、三重・員弁郡の住宅「Rural House」
  17. nendoによる、長野・御代田町の「土管のゲストハウス」。宿泊機能を備えた芸術作品等を収蔵する保管庫。インフラに用いられる“ボックス・カルバート”の考え方を応用し、土管を井桁状に積み重ねた様な建築を考案。保管物の増加に伴い“土管”の追加も想定
  18. 宮崎晃吉 / HAGISOによる、神奈川・横浜市の「BERTH COFFEE みなとみらい」。店舗に加えて共用テラスも手掛ける与件。店の“振る舞い”が街にまで響き渡る効果を意図し、専有部と共用部の境界線を溶かして一体化する計画を考案。店名から着想して“港町の水辺のイメージ”を設計の軸に据える
  19. Horibe Associatesによる、大阪・阪南市の「private villa ten -KUMANO-」。山腹に位置する一棟貸しの別荘。海への“眺望”の最大限の享受を求め、居住空間を持上げると共に床レベルの操作で“立位でも座位でも眺望が得られる”空間を構築。内外を繋ぐ深い軒は“風景との一体化”も意図
  20. 山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.による、東京のサウナ施設「渋谷SAUNAS」。都心部の新築三階建ての建築。専門家らと共に立案したコンセプトの具現化の為に、形と寸法や素材において“触覚の心地よさ”を意識した設計を志向。細かな什器までも一貫してデザインし非日常的な世界観を作る

ピーター・ズントーとその作品に焦点を当てるドキュメンタリー映画「FROM INSIDE OUT」の公式抜粋映像。ヴィム・ヴェンダースが監督。ブラッド・ピットがエグゼクティブ・プロデューサーを務める

ピーター・ズントーとその作品に焦点を当てるドキュメンタリー映画「FROM INSIDE OUT – The Architecture of Peter Zumthor」の公式抜粋映像です。ヴィム・ヴェンダースが監督。ブラッド・ピットがエグゼクティブ・プロデューサーを務める作品です。2026年9月6日のヴェネチア国際映画祭で世界初上映されます。

SDレビュー2026の入選作品の展覧会レポート(後編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペティション。若手建築家の登竜門としても知られる
SDレビュー2026の入選作品の展覧会レポート(後編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペティション。若手建築家の登竜門としても知られる左奥:奥:「《中途半端さ》についてのノート」早田大高+林誠、右手前:「崖にひそむ幽かな住まい」小林玲子+遠山大輝+今和泉拓+杵家里紗子 photo©architecturephoto
SDレビュー2026の入選作品の展覧会レポート(後編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペティション。若手建築家の登竜門としても知られる左奥:「崖にひそむ幽かな住まい」小林玲子+遠山大輝+今和泉拓+杵家里紗子、右手前:「《中途半端さ》についてのノート」早田大高+林誠 photo©architecturephoto
SDレビュー2026の入選作品の展覧会レポート(後編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペティション。若手建築家の登竜門としても知られる左手前:「ノマディックタワー」原田雄次+金田充弘、左奥:「牡鹿半島桃浦地区における散置型ストックヤード」藤野高志+石井大翔+伊奈朋弥+池田暉直+花田瑤郎+東北大学藤野高志研究室、右手前:「死なない建築、ずっと建てられている建築を目指して」イ・ヘドゥン+チェ・ジェピル、右奥:「所沢の合祀墓 無形の有形化、或いは有形の無形化」横井丈晃+木村征也+二島冬太+山下耕生+浦俊弥 photo©architecturephoto
SDレビュー2026の入選作品の展覧会レポート(後編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペティション。若手建築家の登竜門としても知られる左手前:「死なない建築、ずっと建てられている建築を目指して」イ・ヘドゥン+チェ・ジェピル、左奥:「ノマディックタワー」原田雄次+金田充弘、右手前:「所沢の合祀墓 無形の有形化、或いは有形の無形化」横井丈晃+木村征也+二島冬太+山下耕生+浦俊弥、右奥:「牡鹿半島桃浦地区における散置型ストックヤード」藤野高志+石井大翔+伊奈朋弥+池田暉直+花田瑤郎+東北大学藤野高志研究室 photo©architecturephoto

SDレビュー2026の入選作品の展覧会レポート(後編)です。
“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件の建築コンペティションです。また、若手建築家の登竜門としても知られています。本記事では展覧会の様子を前編と後編に分けて紹介します。会期は2026年9月4日~13日。会場はヒルサイドテラスF棟 ヒルサイドフォーラム。
SDレビュー2026の審査を務めたのは、山梨知彦冨永祥子満田衛資増田信吾でした。展覧会の公式ページはこちら

SDレビューとは

SDレビューは、実際に「建てる」という厳しい現実の中で、設計者がひとつの明確なコンセプトを導き出す思考の過程を、ドローイングと模型によって示そうというものです。
実現見込みのないイメージやアイデアではなく、実現作を募集します。
1982年、建築家・槇文彦氏の発案のもとに第1回目が開催され、以降毎年「建築・環境・インテリアのドローイングと模型」の展覧会とその誌上発表を行っております。

以下、入選作品を展示順に掲載します。

SDレビュー2026の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペティション。若手建築家の登竜門としても知られる
SDレビュー2026の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペティション。若手建築家の登竜門としても知られる左:「Fragmented」遠山之寛+村上翔、右手前:「都市に触れる」太田雄太郎、右奥:「Iプロジェクト」寺本健一+光本直人+濱名直子 photo©architecturephoto
SDレビュー2026の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペティション。若手建築家の登竜門としても知られる左手前:「Iプロジェクト」寺本健一+光本直人+濱名直子、中央奥:「都市に触れる」太田雄太郎、右手前:「Fragmented」遠山之寛+村上翔 photo©architecturephoto
SDレビュー2026の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペティション。若手建築家の登竜門としても知られる左手前:「大径木の子ども食堂」佐々木勝敏+藤野なみか、中央奥:「ORGAN」鈴木岳彦、右手前:「ちいさなものさし」諸江一紀 photo©architecturephoto
SDレビュー2026の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペティション。若手建築家の登竜門としても知られる左奥:「ちいさなものさし」諸江一紀、右手前:「ORGAN」鈴木岳彦、右奥:「大径木の子ども食堂」佐々木勝敏+藤野なみか photo©architecturephoto

SDレビュー2026の入選作品の展覧会レポート(前編)です。
“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件の建築コンペティションです。また、若手建築家の登竜門としても知られています。本記事では展覧会の様子を前編と後編に分けて紹介します。会期は2026年9月4日~13日。会場はヒルサイドテラスF棟 ヒルサイドフォーラム。
SDレビュー2026の審査を務めたのは、山梨知彦冨永祥子満田衛資増田信吾でした。展覧会の公式ページはこちら

SDレビューとは

SDレビューは、実際に「建てる」という厳しい現実の中で、設計者がひとつの明確なコンセプトを導き出す思考の過程を、ドローイングと模型によって示そうというものです。
実現見込みのないイメージやアイデアではなく、実現作を募集します。
1982年、建築家・槇文彦氏の発案のもとに第1回目が開催され、以降毎年「建築・環境・インテリアのドローイングと模型」の展覧会とその誌上発表を行っております。

以下、入選作品を展示順に掲載します。

yateと前田工務店による、神奈川・湯河原市の「望楼の家」。アトリエのある彫刻家の住まい。“景色をいかに独り占めできるか”という思いを起点に、大開口に向け屋根を広げて“視界が一気に開ける”空間を構築。あらゆる動線の先に開口を設けて常に外部への視線の抜けを確保
yateと前田工務店による、神奈川・湯河原市の「望楼の家」。アトリエのある彫刻家の住まい。“景色をいかに独り占めできるか”という思いを起点に、大開口に向け屋根を広げて“視界が一気に開ける”空間を構築。あらゆる動線の先に開口を設けて常に外部への視線の抜けを確保外観、南東側より見る。 photo©Tomoyuki Kusunose
yateと前田工務店による、神奈川・湯河原市の「望楼の家」。アトリエのある彫刻家の住まい。“景色をいかに独り占めできるか”という思いを起点に、大開口に向け屋根を広げて“視界が一気に開ける”空間を構築。あらゆる動線の先に開口を設けて常に外部への視線の抜けを確保2階、階段側からリビングとダイニングを見る。 photo©Tomoyuki Kusunose
yateと前田工務店による、神奈川・湯河原市の「望楼の家」。アトリエのある彫刻家の住まい。“景色をいかに独り占めできるか”という思いを起点に、大開口に向け屋根を広げて“視界が一気に開ける”空間を構築。あらゆる動線の先に開口を設けて常に外部への視線の抜けを確保2階、リビングからダイニング越しにバルコニー側を見る。 photo©Tomoyuki Kusunose

矢野健太 / yate前田工務店が設計した、神奈川・湯河原市の「望楼の家」です。
アトリエのある彫刻家の住まいです。建築家たちは、“景色をいかに独り占めできるか”という思いを起点に、大開口に向け屋根を広げて“視界が一気に開ける”空間を構築しました。また、あらゆる動線の先に開口を設けて常に外部への視線の抜けを確保しました。

眼下に町並み、遠くに海、背後に森が折り重なるこの場所で、建主は風景に強く惹かれ、日常と切り離されたもうひとつの暮らしの場としてこの地を選んだ。
建築の出発点となったのは、「この景色をいかに独り占めできるか」という思いであった。

建築家によるテキストより

建物は木造2階建てで、1階にアトリエと諸室、2階にLDKを配置している。
南東面に大開口を設け、そこへ向けて屋根を広げることで、視界が一気に開ける構成を目指した。2階の天井高は1.68mから2.63mへと連続的に変化し、大開口の先へ意識を導くよう断面を構成している。
また、建物は敷地に対してわずかに角度を振って配置されており、隣地の建物をかわしながら、風景の奥行きを最大限に引き出した。

1階には水まわりのコアを中心に据え、その周囲を巡る回遊動線を確保。すべての動線の先に開口や窓を設け、どこにいても視線が外部へ抜けるよう配慮している。
開口部は必要最小限にとどめつつも、光や風、緑の気配が静かに入り込むアトリエとし、生活と創作の動きが滑らかに連続するように考えた。

建築家によるテキストより

素材には、住まい手の手の感覚に馴染む素朴なものを選んだ。
ラワン合板で仕上げた中央のコアは家具のような佇まいをもち、外壁の珪藻土は時間帯によってその表情を変える。屋根に設けたトップライトから射し込む光が壁面をやわらかく撫で、光と時間の移ろいを空間に映し出す。

北側に配したアトリエの3連窓からは、隣接する森のざわめきや天候のゆらぎが、作業の静けさに染み込んでくる。
視線の抜けを丁寧に設計することで、アトリエで過ごす時間が常に自然との交感を保つよう意図している。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 丹下健三の設計思想を現代に継承し、国内外で数多くの建築を手掛ける「TANGE建築都市設計」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
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【ap job更新】 丹下健三の設計思想を現代に継承し、国内外で数多くの建築を手掛ける「TANGE建築都市設計」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中eclat Club and Resort Huizhou

丹下健三の設計思想を現代に継承し、国内外で数多くの建築を手掛ける「TANGE建築都市設計」の、設計スタッフ(経験者・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

【丹下のDNAを継承し、そこにあるべき建築を創出する】
TANGE建築都市設計では、丹下健三が築いた設計思想を現代に継承し、都市・環境・文化を総合的に捉えながら、国内外で数多くのプロジェクトを手掛けてきました。私たちの設計の核にあるのは、クライアントとの対話を通じて、そこにあるべき建築をかたちにする「Essential Design」というビジョンです。

世界中での設計経験に裏打ちされた「提案力」を強みとし、クライアント自身も気づいていない潜在的な価値を見出し、その場所にとって真に最適な建築のあり方を追求しています。

現在はリブランディングを推進し、TANGE BRANDを次世代へ繋ぐための組織づくりを進めています。若手からベテランまでがフラットに意見を交わし、これまで培ってきた知見に新たな感性を掛け合わせながら、次代の建築を共に創り上げていく仲間を求めています。

【経験に応じた役割で、多様なプロジェクトに携わる】
今回の募集では、経験やスキルに応じた役割でプロジェクトに参画していただきます。

経験豊富な方には、プロジェクトリーダーとして、マスタープランから基本設計、実施設計、工事監理まで一貫して関わり、クライアントや協力先との調整を含め、プロジェクト全体を牽引していただきます。

若手の方には、プロジェクトリーダーのもと、図面作成や3Dモデリング、模型製作などの実務を通じて設計の基盤を磨き、将来的には自らプロジェクトを牽引する立場へ成長していただくことを期待しています。

個人住宅、集合住宅、ホテル、商業施設、事務所ビル、複合施設など、規模や用途の異なる多様なプロジェクトに携わり、総合的な設計力を培うことができる環境です。

【世代を超えて学び合い、世界に通じる設計力を磨く】
代表・丹下憲孝と近い距離で議論を交わし、その視点や思考に触れられることもTANGEで働く特徴の1つです。また、月に一度の「デザインレビュー」では、各プロジェクトのアイデアや知見を共有し、世代を超えて互いのスキルを高め合っています。

各国大使館や諸外国からの直接指名案件など、特殊かつ国際的なプロジェクトに携わる機会もあります。経験や年齢にかかわらず、知的好奇心と主体性を持って建築に向き合い、TANGEの次代を共に創っていける方を求めています。

池田久司建築設計事務所による、兵庫・尼崎市の「塚口のS邸」。高度地区の細長いL字形の敷地。北側斜線で“視線の抜け”が確保できる与件に着目し、開口部の位置と大きさで“環境的な豊かさを引込む”計画を志向。910mm間隔の現しの柱梁は空間にリズムと一体感も与える
池田久司建築設計事務所による、兵庫・尼崎市の「塚口のS邸」。高度地区の細長いL字形の敷地。北側斜線で“視線の抜け”が確保できる与件に着目し、開口部の位置と大きさで“環境的な豊かさを引込む”計画を志向。910mm間隔の現しの柱梁は空間にリズムと一体感も与える外観、敷地内の東側より見る。 photo©髙橋菜生
池田久司建築設計事務所による、兵庫・尼崎市の「塚口のS邸」。高度地区の細長いL字形の敷地。北側斜線で“視線の抜け”が確保できる与件に着目し、開口部の位置と大きさで“環境的な豊かさを引込む”計画を志向。910mm間隔の現しの柱梁は空間にリズムと一体感も与える1階、手前:キッチン、奥:ダイニング photo©髙橋菜生
池田久司建築設計事務所による、兵庫・尼崎市の「塚口のS邸」。高度地区の細長いL字形の敷地。北側斜線で“視線の抜け”が確保できる与件に着目し、開口部の位置と大きさで“環境的な豊かさを引込む”計画を志向。910mm間隔の現しの柱梁は空間にリズムと一体感も与える1階、リビングから2階への階段を見る。 photo©髙橋菜生

池田久司建築設計事務所が設計した、兵庫・尼崎市の「塚口のS邸」です。
高度地区の細長いL字形の敷地でのプロジェクトです。建築家は、北側斜線で“視線の抜け”が確保できる与件に着目し、開口部の位置と大きさで“環境的な豊かさを引込む”計画を志向しました。また、910mm間隔の現しの柱梁は空間にリズムと一体感も与えています。

この住宅は、クライアントと4匹の猫のために計画された。
敷地は大正期に開発された閑静な住宅街にありながら、間口3.7m、奥行16mという細長いL字形で、背丈を超えるコンクリートブロック塀に囲まれている。周囲には広い区画にゆとりをもって建つ住宅が並ぶ一方、この土地は隣家の庭木や屋根に埋もれるように佇んでいた。

しかし、この地域は高度地区に指定されており、北側斜線制限によって南側隣家の屋根は低く抑えられている。そのため、庭越しに光を取り込み、屋根の向こうに空への視線が抜けるという潜在的な可能性を備えた敷地であった。

建築家によるテキストより

建築は細長いL字形の敷地形状をセットバックした平面とし、北側斜線の制約に従って片流れ屋根を架けることで外形を定めている。開口部は隣家の緑や空、ブロック塀といった周囲の環境を取り込むように、その位置と大きさを慎重に決定した。
外部環境を遮断するのではなく、日々の生活の背景として受け入れることで、敷地が本来備えていた環境的な豊かさを室内へと引き込んでいる。

間口の狭さは、柱梁を910mmピッチで現しとする選択へとつながり、内部に明快なリズムを与えている。その反復は1階から2階へと連続し、空間を一体化させると同時に、長い壁面の圧迫感をやわらげ、建築の成り立ちを可視化している。
柱間の細やかなリズムは、やがて住人の行為に応じて帽子やコート、器や本といったアイテムによって埋められ、生活の領域を示す目盛りのように働いていくことを期待している。

建築家によるテキストより

住まいの中心には2.5m角の吹抜けと階段が据えられている。
ここは光を取り込む最も明るい空間であり、上下階をつなぐ動線の軸であると同時に、空気を循環させることで温熱環境を調整する機能的な場でもある。家具を置くことのできない余白としての性格が、この吹抜けに独特の強さを与えている。

内部の4つの空間は、それぞれ仕上げや色彩を異にしながらも、構造のリズムと素材の反復によって一体性を獲得している。
例えば、外壁に用いたガルバリウム鋼板の小波板は室内ではポリカーボネートの間仕切りとして現れ、敷地を囲むコンクリートブロック塀はキッチンカウンターへと置き換えられている。

建築家によるテキストより
OMA / 重松象平がリードデザインアーキテクトを務めた、福岡の「天神ビジネスセンターⅡ」。再開発の一環として計画された複合オフィスビル。コロナ禍以降の新たな価値観に応える為、出会いを促進するアトリウムを角部に配置した建築を考案。エグゼクティブアーキテクトとして前田建設工業と俊設計が参画
OMA / 重松象平がリードデザインアーキテクトを務めた、福岡の「天神ビジネスセンターⅡ」。再開発の一環として計画された複合オフィスビル。コロナ禍以降の新たな価値観に応える為、出会いを促進するアトリウムを角部に配置した建築を考案。エグゼクティブアーキテクトとして前田建設工業と俊設計が参画 photography by Tomoyuki Kusunose
OMA / 重松象平がリードデザインアーキテクトを務めた、福岡の「天神ビジネスセンターⅡ」。再開発の一環として計画された複合オフィスビル。コロナ禍以降の新たな価値観に応える為、出会いを促進するアトリウムを角部に配置した建築を考案。エグゼクティブアーキテクトとして前田建設工業と俊設計が参画 photography by Tomoyuki Kusunose
OMA / 重松象平がリードデザインアーキテクトを務めた、福岡の「天神ビジネスセンターⅡ」。再開発の一環として計画された複合オフィスビル。コロナ禍以降の新たな価値観に応える為、出会いを促進するアトリウムを角部に配置した建築を考案。エグゼクティブアーキテクトとして前田建設工業と俊設計が参画 photography by Tomoyuki Kusunose
OMA / 重松象平がリードデザインアーキテクトを務めた、福岡の「天神ビジネスセンターⅡ」。再開発の一環として計画された複合オフィスビル。コロナ禍以降の新たな価値観に応える為、出会いを促進するアトリウムを角部に配置した建築を考案。エグゼクティブアーキテクトとして前田建設工業と俊設計が参画 photography by Tomoyuki Kusunose

OMA / 重松象平がリードデザインアーキテクトを務めた、福岡の「天神ビジネスセンターⅡ」です。
再開発の一環として計画された複合オフィスビルです。建築家たちは、コロナ禍以降の新たな価値観に応える為、出会いを促進するアトリウムを角部に配置した建築を考案しました。また、エグゼクティブアーキテクトとして前田建設工業俊設計が参画しています。施設の場所はこちら(Google Map)。
また、アーキテクチャーフォトでは、同建築家による2021年に完成した「天神ビジネスセンター」も特集記事として掲載しています。


こちらはリリーステキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)

OMA / 重松象平による、天神ビジネスセンターⅡが福岡に開業

62,720㎡の複合用途オフィス施設は、福岡に新たなビジネス・スタートアップ地区を創出する天神ビッグバン構想の一環として、OMAが福岡地所のために手がけた2棟目の建築です。

2021年に福岡で天神ビジネスセンター(天神Ⅰ)が竣工したのに続き、OMAは隣接する敷地に、対をなす2棟目のオフィスビルを完成させました。天神ビジネスセンターⅡ(天神Ⅱ)は、市の天神ビッグバン構想における最新のプロジェクトに当たります。この構想は、天神Iから始まり、このエリアをビジネス拠点およびスタートアップのインキュベーターへと変革する取り組みです。形態、プログラム、素材の面で二卵性双生児として構想された、18階建て、62,720㎡の建物は、変化するオフィスのニーズ、特にパンデミック後に重視される開放性、緑地、アメニティ、そして新たな働き方への対応を反映しています。

OMAパートナー 重松象平:「天神Ⅱでは、パンデミック後のワークプレイスにおける新たな価値観とニーズについて考察しました。私たちは、仕事、余暇、社会的活動が重なり合うことのできる、一連のオープンエンドな環境を備えたオフィスビルをつくりました。複数階にわたるアトリウムは、予期せぬ出会いやアイデアの交換を促す衝突の場となり、そのどちらもイノベーションに必要なものです。この建物は、オフィスというタイポロジーとしては例外的なほど一般に開かれています。アクセラリウムは市役所広場の垂直方向の連続体として機能し、両者が一体となって、市の中心部にユニークな公共アメニティを形成しています」

studio anettaiによる、ベトナム・ホーチミンの飲食店「Pizza 4P’s Thao Dien」。豊かな庭を持つヴィラを転用。同国に学んだ“ローカル・リジェネラティブ”な存在を求め、“そのまま使い倒す”や“土に還す”等のシンプルな所作で空間を構築。人・動物・植物との関わりの中で成長する建築も意図
studio anettaiによる、ベトナム・ホーチミンの飲食店「Pizza 4P’s Thao Dien」。豊かな庭を持つヴィラを転用。同国に学んだ“ローカル・リジェネラティブ”な存在を求め、“そのまま使い倒す”や“土に還す”等のシンプルな所作で空間を構築。人・動物・植物との関わりの中で成長する建築も意図西側の道路より、駐車場側を見る。 photo©大木裕之
studio anettaiによる、ベトナム・ホーチミンの飲食店「Pizza 4P’s Thao Dien」。豊かな庭を持つヴィラを転用。同国に学んだ“ローカル・リジェネラティブ”な存在を求め、“そのまま使い倒す”や“土に還す”等のシンプルな所作で空間を構築。人・動物・植物との関わりの中で成長する建築も意図食用農園 photo©大木裕之
studio anettaiによる、ベトナム・ホーチミンの飲食店「Pizza 4P’s Thao Dien」。豊かな庭を持つヴィラを転用。同国に学んだ“ローカル・リジェネラティブ”な存在を求め、“そのまま使い倒す”や“土に還す”等のシンプルな所作で空間を構築。人・動物・植物との関わりの中で成長する建築も意図エントランス側からアプローチ越しに食用農園側を見る。 photo©大木裕之
studio anettaiによる、ベトナム・ホーチミンの飲食店「Pizza 4P’s Thao Dien」。豊かな庭を持つヴィラを転用。同国に学んだ“ローカル・リジェネラティブ”な存在を求め、“そのまま使い倒す”や“土に還す”等のシンプルな所作で空間を構築。人・動物・植物との関わりの中で成長する建築も意図2階、階段側から西側の屋内席を見る。 photo©大木裕之

山田貴仁+犬童伸浩 / studio anettaiが設計した、ベトナム・ホーチミンの飲食店「Pizza 4P’s Thao Dien」です。
豊かな庭を持つヴィラを転用したピザレストランです。建築家は、同国に学んだ“ローカル・リジェネラティブ”な存在を求め、“そのまま使い倒す”や“土に還す”等のシンプルな所作で空間を構築しました。また、人・動物・植物との関わりの中で成長する建築も意図されました。店舗の場所はこちら(Google Map)。

入り組んだ高級住宅地の奥に、そのヴィラは佇んでいた。
サイゴンの喧騒から離れた900㎡の広大な敷地のそのほとんどは豊かな庭を含む外部空間となっている。

20年前に建てられたというこの建物は、約3mの既存高低差に合わせるように計画され、複雑な段差とそれによって分節された個室群をもつ迷宮のような様相を呈していた。

ここに、ベトナム発のピザレストラン”Pizza 4P’s”の新しい旗艦店をつくる。

建築家によるテキストより

4P’sはこれまで15年以上、食を通じてサステナビリティを追求してきた。そんな彼らの次なる一歩は、“リジェネラティブ”ー環境を維持するだけでなく回復させるレストランをつくることだった。

しかし我々は、そうしたイデオロギーを西洋からわざわざ輸入しなくとも、同様の考え方はこの国の人々の暮らしの中ですでに実践されているのではないかと考えた。そこで、食や農に限らず、生活のなかで培われてきた知恵を学ぶリサーチとワークショップを重ね、設計に取り入れることを提案した。

今すでにあるものを直し、使い倒すこと。人間以外の存在や自然環境と対話すること。場当たり的に適応すること。世代を超えた記憶の蓄積を思いだすこと。事後的な介入を許容すること。そうして得られた知見は、近代的なアプローチが切り捨ててきた要素をすくい上げるようなものだった。そしてそれらを、以下のシンプルな所作に還元し場を構成していった。

建築家によるテキストより

設計者や施工者、事業者はもちろん、食と農に関するワークショップや展示、食体験を通してこの場にかかわる人々、そしてファームに根付く植生、地中・地上に巣をつくる虫や鳥、水草と共生する魚たちなど、人間/非人間を超えた関わりあいの中で、時間とともにレストランが成長・変化していく。

ただ消費するだけではなくそこに参加し、5年、10年かけて生き続けられる場所ー私たちがこの国から学んだローカル・リジェネラティブな知恵が、そこへと向かう端緒になると期待している。

建築家によるテキストより
雨樋や照明が一体化できる、シャープな40mm厚の屋根「SCシリーズ」(LIXIL) の特設サイトが公開中。規格品ならではのメリットで、商業施設の特注制作ハニカム屋根の“代替”として実績多数。電子ギフトが抽選で貰えるアンケートも実施中
雨樋や照明が一体化できる、シャープな40mm厚の屋根「SCシリーズ」(LIXIL) の特設サイトが公開中。規格品ならではのメリットで、商業施設の特注制作ハニカム屋根の“代替”として実績多数。電子ギフトが抽選で貰えるアンケートも実施中施工事例(フレスポ阿波座) photo courtesy of LIXIL

雨樋や照明が一体化できる、シャープな40mm厚の屋根「SCシリーズ」(LIXIL) の特設サイトが公開中です。
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リリーステキストより

以下に、詳細な情報を掲載します。

五十嵐理人 / IGArchitectsによる、東京の「壁群の家」。不定形な土地での計画。敷地に応答する“複数の方向性”の導入を出発点とし、都市と生活の間の“緩衝帯の様な領域”の創出を志向。“壁柱”と“三角形スラブ”で“一義的に把握されない開放性”も備えた空間を構築
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、東京の「壁群の家」。不定形な土地での計画。敷地に応答する“複数の方向性”の導入を出発点とし、都市と生活の間の“緩衝帯の様な領域”の創出を志向。“壁柱”と“三角形スラブ”で“一義的に把握されない開放性”も備えた空間を構築俯瞰、北東側より見下ろす。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、東京の「壁群の家」。不定形な土地での計画。敷地に応答する“複数の方向性”の導入を出発点とし、都市と生活の間の“緩衝帯の様な領域”の創出を志向。“壁柱”と“三角形スラブ”で“一義的に把握されない開放性”も備えた空間を構築外観、敷地内の東側より見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、東京の「壁群の家」。不定形な土地での計画。敷地に応答する“複数の方向性”の導入を出発点とし、都市と生活の間の“緩衝帯の様な領域”の創出を志向。“壁柱”と“三角形スラブ”で“一義的に把握されない開放性”も備えた空間を構築2階、キッチンからダイニング越しにリビングを見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、東京の「壁群の家」。不定形な土地での計画。敷地に応答する“複数の方向性”の導入を出発点とし、都市と生活の間の“緩衝帯の様な領域”の創出を志向。“壁柱”と“三角形スラブ”で“一義的に把握されない開放性”も備えた空間を構築2階、リビングからダイニング側を見る。 photo©神宮巨樹

五十嵐理人 / IGArchitectsが設計した、東京の「壁群の家」です。
不定形な土地での計画です。建築家は、敷地に応答する“複数の方向性”の導入を出発点とし、都市と生活の間の“緩衝帯の様な領域”の創出を志向しました。そして、“壁柱”と“三角形スラブ”で“一義的に把握されない開放性”も備えた空間を構築しました。

南側に緑道、東側に鉄塔が立つ、カニのはさみのような特徴的な形状の敷地に建つ、夫婦とその子供のための住宅である。

この住宅では敷地条件や都市環境に対して単一の秩序を与えるのではなく、敷地条件そのものに応答する複数の方向性を内部に取り込むことから設計を始めた。
異なる角度をもって立ち上がる壁柱の集合によって、壁そのものが群として振る舞う空間構成を与え、空間に方向のずれと距離を内在させ、都市環境と生活のあいだに緩衝帯のような領域をつくり出そうと考えた。

建築家によるテキストより

都市住宅において、プライバシーと開放、内と外の関係は、しばしば外壁や窓といった境界面の操作によって単純化される。本建築では、内部に生じる空間的距離と方向性の重なりそのものによって、都市との関係を再構成することを試みた。
視線が遮られながらも、その向こう側が知覚される状態をつくり出すことで、閉じることなく、しかし一義的に把握されない開放性を建築の内部に成立させている。

建築家によるテキストより

計画の核となるのは、柱と壁の中間的なスケールをもつ壁柱と、敷地形状に応答して三角形に分割されたスラブの構成である。
三角形のスラブの辺の中心に壁柱を立てることで、空間は明確に固定された輪郭をもたず、スラブのずれや重なりによって、常に未確定な領域が生まれる。壁柱は空間を切断しながらも閉じることなく、視線や気配を通過させ、奥行きと緊張感を与えている。

壁柱は単なる構造体ではなく、空間の「軸」として、視線・動線・風の通り道を緩やかに方向づける存在である。ただし、それらは均質なグリッドや規則性に収束することはない。向きや密度のわずかな差異が、平面と断面の双方にリズムと深さをもたらし、空間は閉じることなく領域性を獲得していく。

三角形のスラブは同一レベルに揃えられることなく、わずかな高低差を伴いながら連続し、スキップフロア状の断面構成を形成している。これらの段差は空間を分断するためのものではなく、壁柱とともに視線や気配、身体的距離を調整するための構造的なレベル差として機能する。上下階という明確な階層構成を解体し、生活を断面方向へと拡張している。

建築家によるテキストより

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