フォスター+パートナーズによる、イタリアの、ACミランとインテルの新拠点「ジェネラリ・スタジアム」の計画案の動画です。2028年の着工を予定しています。
以下に、発表された計画案のパースも掲載します。
フォスター+パートナーズによる、イタリアの、ACミランとインテルの新拠点「ジェネラリ・スタジアム」の計画案の動画です。2028年の着工を予定しています。
以下に、発表された計画案のパースも掲載します。


建築設計を軸としながら、不動産や様々なデザインにも取り組む「あとりえ」の、設計スタッフ(アルバイト)と 業務委託 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
建築×不動産。建築の可能性を考える「あとりえ」が設計スタッフを募集
【あとりえについて】
一級建築士事務所あとりえは、2006年にとりやまあきこが設立した設計事務所で、今年で20周年を迎えました。
東京とつくばを拠点に、建築設計を軸としながら、不動産やさまざまなものづくり・デザインへと仕事の幅を広げています。私たちがまず大切にしているのは、目の前の人・プロジェクトに誠実に向き合うことです。そして、条件や要望をクリエイティブに解決しつつ、求められている一歩上をいく提案により、その建築・空間を使うこと、暮らすことの喜びを生み出すことです。
建築の仕事は、一人で完結するものではありません。お客様や一緒に仕事をする仲間、職人さんなど、さまざまな人との対話を重ね、対等な立場で互いを尊重し、信頼関係を築きながら形にしていきます。
だからこそ、私たちはコミュニケーションを大切にしています。私たちならではの感性やスキルを生かしつつ、相手の見えない希望に目を凝らし、よりよい作品を一緒につくっていく。そんな姿勢を大切にしています。
【建築設計から、不動産、ものづくり、デザインへ】
現在、設計業務としては、個人住宅の新築、共同住宅、コーポラティブ住宅の基本設計、リノベーションなど、さまざまな建築プロジェクトに取り組んでいます。また、近年、「あとりえ不動産」として、不動産部門を立ち上げ、不動産の仲介や建物・土地に関わる仕事にも取り組んでいます。
建築と不動産、それぞれの視点を持つことで、建物をつくることだけでなく、その場所や建物が持つ可能性、そこに関わる人の暮らしまで考えることができます。
さらに、建築設計の枠にとらわれず、ものづくりやデザインにも取り組んでいます。
決まった業務をこなすだけではなく、さまざまな分野の仕事に関わりながら、一緒に考え、形にしていく。そんな仕事の広がりも、あとりえの魅力の一つです。


藤本壮介建築設計事務所の、設計スタッフ(経験者・既卒)と 3Dモデリングオペレーター 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
藤本壮介建築設計事務所では、設計スタッフ(設計監理経験者、既卒・第二新卒)、3Dモデリングオペレーターを募集しております。現在、国内で多くの実施プロジェクトが進行しています。住宅から公共施設まで多種多様なプロジェクトがあり、これまでの経験が発揮できるプロジェクトを担当していただきます



中村亮太 / アトリエ・トルカが設計した、茨城の「茨城町の家」です。
新興住宅地での計画です。建築家は、場所固有の物語のない環境に対し、生活の内側に“日常の中に埋め込まれた外部”を持込む建築を志向しました。そして、反復する平面構成としつつ天井高や開口を変化させ“反復した空間の質を異なるもの”にしています。
水戸市近郊の新興住宅地に建つ家族4人のための住宅。
計画地は私が生まれ育った地域であり、クライアントは学生時代からの友人にあたる。マイルドヤンキー的な生活様式が根付いたこの場所では、ある種の閉じたコミュニティの中で、ゆったりと安定した生活が送れる一方、気が付けば外部と接続する機会が少なくなっていく。私もそうして育ってきた。
加えて、近年整備された新興住宅地や団地にはその場所固有の物語が存在しない。かつて地域に根付いた共同体には、祭りや神話、土地固有の物語があった。それらは時々現れる日常の中に埋め込まれた外部としての機能があったはずだが、この地域でそのような出来事を感じることは難しい。
この建築で試みたのは、日常生活の内側に外部を持ち込むことである。
トリックスターのようにこのまちの物語に入り込んだ他者として、絶えず意味を問い直し、生活を動かし続ける存在としてこの建築を計画した。具体的には、同じようなプランを反復するという、きわめて単純な平面構成を採用している。しかし、その平面の単純さに対し、天井高や開口を変えることで反復した空間の質を異なるものとしている。
ホール→廊下→広間といった同様のシークエンスをたどりながら、体験される空間は全く異なる。搭状のホールは次の空間に向かうための閾を空間化したものであり、閾を経由して体験される日常の反復の中に、少し違う何かが潜んでいる。外部は遠くにあるのではなく、いつもすぐ近くにある。
リビング・ダイニングに相当する広間1とは対照的に、機能の定まっていない広間2はこども達の成長と共に異なる性格を帯びる。
家族は時間の流れに応じて居場所や使い方を変更し続ける。安定した生活の心地よさと、能動的に生活を更新していく楽しみの共存。何より、異質なものと共に暮らすこと自体が、生活を動かす動力になることを期待している。外観は、周辺の住宅と同様にサイディング等の既製の建材で構成しており、3本の塔と曲面屋根だけが、均質なまちなみに対して小さな異物として立ち上がる。これは内部で考えたことの外部におけるあらわれでもある。




玉上貴人 / タカトタマガミデザインが設計した、長野・山ノ内町の店舗「SPICY RENTAL」です。
スキーリゾートの用具などのレンタル店の計画です。建築家は、傾斜地という与件に対し、基礎のレベル差を取込んで“床やベンチに再構成”して“抑揚のある空間”を構築しました。また、オフシーズンでの短期施工を叶える為に様々な問題に取組んで解決しています。店舗の場所はこちら(Google Map)。
長野県・竜王マウンテンリゾートに建つスキー・スノーボードのレンタルショップである。
インフォメーションセンター前に位置する既存トイレ棟の附属施設として、別棟で増築された。
当初案では、変形敷地と傾斜地形に呼応するL字型平面と、多面体による屋根形状を計画していた。しかし施工を担当する地元工務店との協議を通じ、その工期内での実現は困難であると判断された。そこで、地域のプレカット業者が短期間で対応可能な架構とすること、豪雪地帯に適した除雪しやすい屋根形状とすること、さらに基礎形状を単純化することが設計条件として共有された。
これを受け、当初のコンセプトを維持しながらも、平面構成や基礎・屋根形状を大幅に整理し、施工合理性を優先した計画へと再構築した。その後、確認申請と実施設計を並行して進め、短期間で着工に至った。給排水設備を必要としない用途であったことも幸いし、約3か月という短工期での竣工を実現している。
外観は一見すると単純な片流れ屋根に見えるが、実際には差し掛け屋根を採用している。これにより平屋建てでありながら平均地盤面から棟までの高さは6mを超え、周辺建築のボリュームや背後に広がる山並みに呼応するプロポーションを獲得した。
内部空間では、傾斜地に対応するために生じた基礎レベルの段差を積極的に取り込み、起伏のある床やベンチ、スロープへと再構成している。これにより、受付から試着、貸出へと至る利用動線に自然な流れと空間的な抑揚を与えた。
内装は、壁・天井・什器に至るまでパーチクルボードを素地のまま馬貼りで仕上げている。これは木質系パネルのなかでは比較的安価であり、塗装などの仕上げ工程を省略できることから採用したものである。一方で、断片化された木質チップによる不均質な表情は、石材を思わせる自然なテクスチャーと木質材料特有の温かみを併せ持つ。
高い天井とスリット状の開口部から差し込む柔らかな自然光によって、日中の空間には静謐でどこか荘厳な雰囲気が生まれる。ゲレンデへ向かう利用者に非日常への期待感を与える一方、夕刻には木の香りに包まれた洞窟的なおおらかさが、雪山での活動を終えた利用者を穏やかに迎え入れる。




中島成隆 / SNAOが設計した、東京・大田区の住戸改修「馬込の抽象」です。
外の自然との関係を主題とした設計者の自邸のプロジェクトです。建築家は、暗くなりがちな“中住戸”という与件に対し、“境界そのものを問い直す”在り方を志向しました。そして、“緑と光を映す反射天井”と“空を映す内部縁側”で境界を曖昧にする空間を考案しました。
窓や外壁を作り替えることも許されず、一方向からの採光しか望めない中住戸の住まい手が、外の自然に対して少しでも近づき混ざり合うことが出来ないかと考えた。
また、建築の構造となる柱梁はインテリアにとってどうしてもネガティブな存在として受け取られがちとも感じていた。柱梁が邪魔な存在ではなくもっとインテリアや家具と寄り添う形を試行した。
本作は、設計者が家族3人で住む築44年のマンション中住戸の改修である。
採光が制限され暗くなりがちな中住戸において、住まいを規定する境界そのものを問い直すことから計画を始めた。
南側の窓上部には緑と光を映す曲面の反射天井、窓下部には空を映す曲線状の内部縁側を設け、内外の日常風景を重ね合わせることで、境界を曖昧化した。
さらに、梁や柱などの構造要素は、天井や壁、造作と連続する面として再構成し、建築とインテリアの区分も抽象化している。一方、北側寝室は曲面の反射天井によって静けさを包み込む内向的な空間とし、外部へ開くLDKとの対照的な居場所を形成した。内と外、建築とインテリアという異なるスケールの境界を横断し、それらを抽象化することで、自然と住空間、人と建築との関係を更新する、新たな住まいの認識を獲得することを試みている。




西久保毅人 / ニコ設計室が設計した、神奈川・藤沢市の「足立さんの家」です。
“街と連続する境界意識”を持つ施主の為の住まいです。建築家は、野良猫が集まり植物が溢れる庭との要望に、基礎の在り方を考える計画を志向しました。そして、“ベタ基礎”の分割や“杭基礎”の導入で地面を多く残して動物たちの居場所もつくりました。
どんな「境界意識」を持って暮らしているかはけっこう人それぞれです。
この敷地にはもともと古い平屋の家が建っていて、足立さんご家族と3匹の猫と犬が暮らしていました。街の野良猫たちもよく庭に遊びに来ていたそうです。あまりに親しみを持ってお話しをされるので飼ってる猫の事かな?と思っていたら野良猫の話だった事もよくありました。
そういう意味で足立さんにとっての暮らしの境界は自分の敷地を超えて街とゆるやかに連続している様に感じました。
建て替えるにあたっていろんなご要望がありましたが何よりも、「野良猫たちがまた遊びに来てくれる様な家にしたい!!!」そして「土の地面をたくさん残して植物あふれる庭にしたい」というのが主なご要望でした。
とはいえ最低限に設計を進めても、建築が地面の大部分を覆ってしまいそうでした。
そこで建築が地面と直接接する基礎形状について改めて考える事にしました。木造住宅の基礎から上に生まれる人間の生活空間と、地面と木造の架構の間にある空間。それを分けて考える事で、それぞれの居場所を重ね合わせる事ができるのでは?と考えたのです。
具体的には母屋のベタ基礎は二つに分割しその間に地面を残しました。そしてその上をインナーテラスとし、家の中に外部が貫入しているような空間としました。道路側に配置したはなれの下の空間は杭基礎により1mくらい浮かせる事で飼い犬や野良猫たちが雨や日差しを避けつつ過ごせる動物たちのピロティーとしました。
地面から浮かせた事が2次的に、角地に集まる周囲の視線から生活を守る役割ともなりました。主な生活空間は1階に計画し、大部分を幅広い縁側空間とした事で暮らしが庭にはみ出していきます。2階は最小限のボリュームとし、屋根という人工的な地面を作りました。窓から気軽に屋根上に出ることができますし、屋根の上にも野良猫たちが立ち寄れそうです。




山路哲生建築設計事務所が設計した、東京の「銀座髙木ビル SALON 91°」です。
同設計者が手掛けたビルの5フロアに渡るサウナと複数の飲食店からなる計画です。建築家は、都市・建築・内装が連続する在り方を求め、木材を様々な風合いで用いる空間を志向しました。また、頭頂部のサウナでは“銀座の夜景”を楽しむ場も用意されています。
アーキテクチャーフォトでは、店舗が入居する複合商業ビル「銀座髙木ビル」も特集記事として掲載しています。施設の場所はこちら(Google Map)。
頂部4層を木造とした12階建ての複合商業ビル。
アノニマスな鉄骨造のオフィスビルにちょこんと木箱が乗ったような構成をしており、木構造部分は認定工法を使用せず汎用的な在来工法を用いている。
「SALON91°」は頂部4層の木造階および1階の飲食店およびサウナ施設の商業施設の総称であり、ビルオーナー自身が共同経営しつつ複合商業ビルとしてのブランディングを行っている。
江戸時代の町割りが基礎となった銀座の路地を立体化し、高層階にも人の流れを生み出すことで、街の新たな活気づくりの一助になることを目指している。
建築工事である「銀座髙木ビル」の設計監理と並行するように6フロアある「SALON91°」の内装設計を行ってきた。
一般的にはAB工事、C工事と工事区分が分かれることで建築設計と内装設計が分離され、建築と内装ひいては体験と都市との繋がりが分断されることが多い。
本件においては弊社が一貫して設計を請け負うことで、ビルオーナーや店舗オペレーターの思いを統合し、複合的な体験とサービスを提供できる商業施設となっている。各店舗の内装についても、木材を様々な風合いで用いることで、都市から建築そして内装まで連続感のある空間としてデザインした。外装材である東京多摩産の杉材を中心に、天然の素材感を丁寧に表現することを心掛けた。
「本音で過ごそう、銀座で。」をコンセプトとした施設であることから、表面的に着飾った広告的な銀座のイメージではなく、土、石、木、水、風、光、音など、日本人が古くから大切にしてきた自然素材と向き合う空間体験が可能な施設を目指している。
都心のビルでは体感が難しい自然素材のあたたかみを肌で感じてもらい、人が行き交い集うことで、より豊かな場所にしていきたいと考えた。

「ap編集長の建築探索」は、23年の歴史ある建築ウェブメディア「アーキテクチャーフォト」の編集長である後藤連平が、訪問した建築を紹介する連載シリーズです。論考のようなかっちりとした形式ではなく、現地で感じた雰囲気や空気感が伝わるような“ライブ感”のある文体で綴ります。読者の皆様も自身が建築を体験するように読んでいただければ幸いです。
谷口幸平 / and to 建築設計事務所「グリムシングハウス」
ある雨の日のこと、谷口幸平さん率いるand to 建築設計事務所が設計を手掛けた都内の住宅「グリムシングハウス」に伺う機会を得た。
谷口さんは、中村拓志さんが主宰するNAP建築設計事務所で経験を積み独立した建築家で、様々なアワードも受賞も多い実力者だ。特に別荘や規模感のある住宅の設計を数多く手がけており、素材の使い方の巧みさも印象的である。
丁度、このグリムシングハウスの1年点検が行われるということで、谷口さんにお声がけを頂き訪問に至った。偶然にも、訪問の少し前に「アーキテクチャーフォト」にてこの作品を紹介させて頂いており、写真の中のイメージを頭の中に残しつつ、現実の空間の体験をすることになった。
住宅街の比較的細めの道路を歩いていくと、このファサードに出会う。
写真で見ると、ヴォリューム感がある印象だったのだけれど、実際に目の前にすると、ガレージ上のヴォイドや、玄関上のハイサイドライトが視線の抜けを作っていて、圧迫感を感じることはなかった。
そして、次に目に入ったのは、竹を型枠としたコンクリート壁のテクスチャー。これも写真で伝えるのが難しいのだけど、実に雰囲気があり良い味わいだった、、、! 丁寧さとラフさと一点ものの感覚のどれもがあるというような、、、。

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2026/10/19-10/25)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。(弊サイトでは、作品記事についてSNS広告を活用した再発信を行う場合がありますが、その流入はランキングに影響しないよう設定しています)
ワン・シュウとルー・ウェンユーによる講演の動画です。コロンビア大学で2026年10月に行われたもの。また、2026年12月から、同建築家の展覧会がワタリウム美術館で開催される予定です。アーキテクチャーフォトでは展覧会のプレビューに加えて、チケットプレゼント企画も実施しています。
ピーター・ズントーと美術家のマリアナ・カスティーリョ・デバル(Mariana Castillo Deball)の対談の動画です。2026年10月にメキシコで行われたもの。


住宅や店舗に付帯する、金属加工を中心とした特注什器などの設計製作を手掛ける「bowlpond(くけい合同会社)」の、スタッフ(設計経験者も歓迎)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
bowlpond(くけい合同会社)は、スタッフを募集いたします。
「bowlpond」というブランド名にて建築やインテリアに深く関わる、ものづくりクラフトプロダクトの会社です。
デザインと設計と職人が一体となり、職種を超えた連携推進を強みとする、2つの主軸事業を展開しています。①個人住宅建築、店舗内装デザインに付帯する金属加工を中心とした特注什器、家具、建具の設計製作。
幅広い顧客基盤を持つアトリエ系案件・店舗関係は、建築デザイナー独自の視点や切口を実現可能にするため提案型詳細設計と製作取付体制。発注者の意図を汲み取り、表現として繊細に実現すること、素材感やコスト感を維持しながら課題の解決や期待に応えることを心がけています。②オンラインストアにてオリジナルプロダクトの企画設計製作販売。
アイデアを形にして新しい付加価値のような隙間を探すものづくり。プロダクトも受注好調で、金属以外の素材にも意識的に視野を広げ、好奇心と向上心をもって探求しています。法人名の「くけい」は、
飾らぬ美。無垢で素朴、実直にして誠実な方形と矩形。
まっすぐな造形と、住空間に深く携わる想いが私たちの名前の由来です。空形(空気の形)
空景(空の情景)
空計(空間設計)
矩形(さしがた)
矩景(直線の風景)
矩計(かなばかり)大阪市の天王寺から1駅、東部市場前駅近くにある印刷工場を自分たちの手で改装し、広々とした働きやすい職場環境です。
社内1階には素材を活かしながら製作する作業場と、2階の事務所には実験室のようなショールームと撮影スタジオも併設しており、設計以外にも様々なスキルを身につけることができます。作業場では、20代〜30代の職人が日々製作を行なっていて、溶接・切断・仕上・構築といった加工作業を間近で確認しながら素材の特性を吸収し、すぐに自分の設計に活かすことができます。
担当によっては、建築デザイナーとの打ち合わせや、ショールーム来訪対応があるため、考え方や知見、プロジェクトから日々刺激を受けられる開けた環境です。新しいひらめきを楽しみながら、豊かな経験と着実な成長を積み重ねることができます。
建築士、電気工事士の資格を保有、社内にて電気用品安全法に基づくPSE適合性検査の実施体制があり、照明なども含めた幅広い商品開発業務にも携われます。


環境に配慮した建築を手掛け、代表が著書も多数執筆している「ビオフォルム環境デザイン室」の、設計スタッフ(既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
「ビオフォルム環境デザイン室」では、設計スタッフ(正社員)を募集します。
現在、そして今後の建築設計において、環境に配慮した設計は当然の知見、世界基準となっています。しかし一方では高性能化が先行し、人が人らしく暮らしていくための空間づくりが脇に追いやられてきた感が否めません。現在の機械的な環境主義から、軸足を生命的な環境主義に重心を移していくような取り組みが必要だと考えます。
「ビオフォルム環境デザイン室」では開設以来21年の間、BIO(いのち)をFORM(かたち)にする、ということを標榜し設計活動を続けてきました。伝統的な構法を下敷きに、地産の素材や自然素材を用い、風や日射を生かすパッシブデザインと現代の環境技術を組み合わせ、その土地の気候や風土に根ざした建築に取り組んでいます。また、建物だけでなくその周辺地域、人々、社会との関係性をデザインすることで、建築を通してこれからの社会に必要な価値を提案してきました。
代表の山田貴宏は、早稲田大学で都市環境工学を学び清水建設に勤務、環境設備設計や現場監理に従事した後、アトリエ系事務所で伝統木造建築の経験をつみ、21年前に「ビオフォルム環境デザイン室」を立ちあげました。
以来、伝統的構法を下敷きにした環境配慮型、住み手や地域との繋がりを大事にした建築や場づくりに邁進してきたこの分野のトップランナーであり、これまで住宅を中心に、共同住宅、宿泊施設、商業施設、福祉施設、キャンプ場など、120件ほどの設計に取り組んできました。また、早稲田大学、日本大学、工学院大学等での講師や、各所でのパーマカルチャーの講師を通して、後進の育成や啓発にも注力しています。プロジェクトの担当者は、コンセプト作りから設計、現場監理、竣工までの一通りの設計活動を担っていただくことで、伝統木造や環境設計についての知見を体得することができます。
また、建築周りについてのトークライブ「bioform cafe」、事務所を地域に開くプチマルシェやワークショップ、「自然とつながる家づくりの学校」などの場づくりを主催することで、設計力に加え、コミュニティの編み方等のスキルと経験も積むことができます。これらの業務経験をとおして、建築や環境、コミュニティの設計などの総合的な知見やスキルを身に付けることは、これからのキャリアにおいて、強力な武器となるでしょう。また、施主、施工者、ランドスケープデザイナー、家具デザイナー等多様な専門家との協働で、自身の視野、ネットワークをひろげることができます。
スタッフは休日を利用して各々の関心に応じ、美術や建築を見学したり、WSや学びの場に参加しています。
それらをプレゼンしあい情報の共有などしています。また、独立後も各物件で協働しあいながら関係性を紡いでいます。このたび、設計から現場監理まで主体的にプロジェクトを推進いただける方(正社員)を募集します。




OMA / クリス・ヴァン・ドゥインによる、韓国の「弘益大学ソウルキャンパス」です。
山の麓で活気ある地域にも近い大学を拡張する計画です。建築家は、高密度化してきた施設群に対して、“緑地の創出”と“都市との繋がりを回復”する建築を志向しました。そして、大部分を地下に埋設して緑の小道で周囲と連続する構成を考案しました。2031年半ばの完成を予定しています。
こちらはリリーステキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)
弘益大学の新ソウルキャンパスがソウルで着工
OMAのクリス・ヴァン・ドゥインが設計を手掛ける弘益大学の新ソウルキャンパスでは、ソウルキャンパスに大部分が地下に位置する拡張部分が加えられます。屋上のランドスケープは、臥牛山、大学、弘大地区を結びます。完成は2031年半ばを予定しています。
弘益大学のソウルキャンパスでは、OMA、大学の幹部、麻浦区長、その他の協力関係者がキャンパス史上最大規模となる拡張工事の着工式に集まり、歴史的な節目を祝いました。
臥牛山のふもとに位置するキャンパスの旧運動場の敷地において、この計画では15万㎡の床面積が追加され、その大部分は地下に設けられます。この計画は、キャンパスを周辺の弘大地区に開放し、大学にとって初めての、緑豊かな公共空間が連続してつながるネットワークを提供します。
OMAのパートナーであるクリス・ヴァン・ドゥインは、次のように述べています。「弘益大学および私たちの協力者の皆様と、この瞬間を祝うことができ、大変嬉しく思います。キャンパスは高密度化によって長年にわたり発展してきました。新しいキャンパスは、その考え方を引き継ぎながら、これまで欠けていた緑地と都市とのつながりを回復させます」




OSTR / 太田翔+武井良祐、礒谷哲也が設計した、東京の住戸改修「小茂根の家」です。
数年前にリフォーム済の空間を対象とした計画です。建築家は、既存の“ピカピカ”と創出する“新しい環境”の重なりを意図し、元玄関を約6倍に拡張した“中庭”を中央に据える構成を考案しました。そして、全ての部屋と隣接して多様な役割を担います。
初めて現地を訪れた際、築年数の経ったマンションの一室は、2年ほど前にリフォームされており、まるで新築のようにピカピカで、すぐにでも住める状態だった。
施主は南北の両面に抜けるバルコニーからの眺めを気に入り、ここに新たな住まいをつくることを決意した。しかし改修計画を始めようとすると、内装や設備があまりにも新しく、どこから手を加えるべきか判断に迷った。
できるだけ単純な方法で、この既存の“ピカピカ”とこれから生まれる“新しい環境”とを重ね合わせられないかと考えた。そこで部屋の中央に大きな中庭を設けることにした。中庭といっても、既存玄関のスケールを約6倍に拡張し、土間とも玄関とも中庭ともいえる曖昧な場とした。
この中庭はLDK・個室・水回りのほぼすべてに隣接し、施主は常に住まいの中心である中庭と関わりながら生活する。建具を開け放つと南北のバルコニーが連続して一体となり、空間全体がひとつの大きなバルコニーのようにも感じられる。個室は中庭と既存バルコニーの両側に囲まれ、明るい光の中で目覚め、風呂上がりには風が通り抜ける心地よい休憩の場にもなる。
もう一つの試みは、扉を開けるたびに新しい風景が現れる状態をつくることだ。
中庭に面した部屋、改修前のまま残した部屋、かつて繋がらなかった空間同士が行き来できるようにし、収納扉を開けると働く場が現れる。このように隣室が既存なのか改修された部屋なのかが交錯し、扉を開くたびに異なる世界が次々に現れる風景を描いた。同時に既存の部屋に新たな扉を設けたことで、動線の自由度が増し、空間全体に回遊性が生まれた。全体は仕上げの質感や家具をわずかに補修・追加することでバランスを整えた。部屋の内側だけで完結させると、どうしても「マンションの一室」という閉塞感が残るため、外に広がる風景のスケールや色彩に合わせ、一室を超えた広がりを感じられるしつらえとした。
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