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藤本壮介による、台湾の忠泰美術館での展覧会を紹介する現地のニュース動画。日本の森美術館で行われた展示の巡回展。藤本のコメントも収録。2026年9月に公開されたもの

藤本壮介による、台湾の忠泰美術館での展覧会「藤本壮介建築展:原初・未来・森」を紹介する現地のニュース動画です。日本の森美術館で行われた展示の巡回展。藤本のコメントも収録されています。2026年9月に公開されたもの。会期は、2027年1月3日まで。展覧会の公式ページはこちら。

ラウムラボア・ベルリンによる、TOTOギャラリー・間での建築展「Water Works – in the Flow of Making」。ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展金獅子賞も受賞したコレクティブの展示。誰もが参加できる身体的アプローチで、柔軟で余白のある交流の空間づくりに取り組む
ラウムラボア・ベルリンによる、TOTOギャラリー・間での建築展「Water Works – in the Flow of Making」。ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展金獅子賞も受賞したコレクティブの展示。誰もが参加できる身体的アプローチで、柔軟で余白のある交流の空間づくりに取り組むギャラリー1の全景。 photo©architecturephoto
ラウムラボア・ベルリンによる、TOTOギャラリー・間での建築展「Water Works – in the Flow of Making」。ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展金獅子賞も受賞したコレクティブの展示。誰もが参加できる身体的アプローチで、柔軟で余白のある交流の空間づくりに取り組む中庭での展示の様子。 photo©architecturephoto
ラウムラボア・ベルリンによる、TOTOギャラリー・間での建築展「Water Works – in the Flow of Making」。ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展金獅子賞も受賞したコレクティブの展示。誰もが参加できる身体的アプローチで、柔軟で余白のある交流の空間づくりに取り組むギャラリー2、ラウムラボア・ベルリンによる、これまでのプジェクトの展示。 photo©architecturephoto

ラウムラボア・ベルリンによる、TOTOギャラリー・間での建築展「Water Works – in the Flow of Making」です。
ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展金獅子賞も受賞したコレクティブの展示です。誰もが参加できる身体的アプローチで、柔軟で余白のある交流の空間づくりに取り組んでいます。本展では“水”をテーマに日本での可能性も探究しています。会期は、2026年9月10日~11月29日です。展覧会の公式ページはこちら。

TOTOギャラリー・間では、ベルリンを拠点とする建築家・アーティストのコレクティブ、ラウムラボア・ベルリンの展覧会「Water Works – in the Flow of Making」を開催いたします。

ドイツ語で「空間実験室」を意味するラウムラボアは、制約に満ちた現代都市で、あり合わせの材料で公共浴場をつくり皆で入浴する、コモンキッチンを設けて料理をしながら対話するなど、誰もが参加できる身体的アプローチにより、柔軟で余白のある交流の空間をつくり続けてきました。彼らの活動は欧州を中心に高く評価され、代表作「Floating University」(※「University」に取り消し線が入った状態が正式名称)等での2021年ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展金獅子賞受賞をはじめ、建築・デザイン・演劇界で数々の賞に輝いています。

今回は、彼らが長年取り組んできた「水」をテーマに、日本での可能性を探究します。展覧会に先駆けて芝浦工業大学建築学部の学生たちと実施したワークショップでは、空気で膨らませるダンネージバッグ(輸送用緩衝材)や日本で出合った竹などを組み合わせ、ルールの枠内で海上利用を取り巻く見えない結び目を解きほぐしながら、バージ船(艀)の舞台上でパフォーマンスを行うという前例のないかたちで、東京湾への進出を果たしました。建築の輪郭をあえて見えないものとし、身体性と都市を直結させるこの試みは、人々の対話を生み出すだけにとどまらず、海上利用の可能性に小さな一石を投じ、都市の創造的なあり方を彼方に投影しています。さらに展覧会では、「in the Flow of Making」という副題が示すように、ワークショップで使用した資材が形を変えて引き継がれます。ワークショップの記録や水の循環、彼らの思い描く水辺の世界など、ラウムラボアによるユーモア溢れる実験的な建築実践に身体を浸しながら、オルタナティブな社会像を提示し続ける彼らの世界を会場でぜひ体感してください。

リリーステキストより
マリメッコの展覧会が、東京都庭園美術館で開催。入場チケットをプレゼント。様々な年代のドレスとファブリックや制作過程の資料から“創造の背景”に迫る内容。皆川明によるインスタレーションも展示
マリメッコの展覧会が、東京都庭園美術館で開催。入場チケットをプレゼント。様々な年代のドレスとファブリックや制作過程の資料から“創造の背景”に迫る内容。皆川明によるインスタレーションも展示展覧会ポスター

マリメッコの展覧会「マリメッコ展 模様のちから Marimekko: Art of Printmaking -Beauty, Dream, Love」が、東京都庭園美術館で開催されます。
アーキテクチャーフォトでは、入場チケットを抽選でプレゼントいたします。様々な年代のドレスとファブリックや制作過程の資料から“創造の背景”に迫る内容です。皆川明によるインスタレーションも展示されます。
会期は、2026年10月3日~12月20日まで。展覧会の公式ページはこちら。
入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2026年9月28日(月)13時まで(応募はお一人様1回までとさせていただきます。複数回ご応募いただいた場合も、抽選対象は1件として扱います)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。

フィンランドを代表するデザインハウス、マリメッコ。その名は「マリのドレス」を意味します。1951年の創業以来、鮮やかな色彩と大胆な模様によって、ファッションからインテリア、テーブルウェア、日常の小物にいたるまで、私たちの暮らしを明るく彩るデザインを生み出してきました。

これまでに世に送り出されたプリント・デザインは3,500種類以上にのぼり、世代や国境を超えて広く支持されています。
マリメッコの創造を支えているのは、手仕事のぬくもり、色の響き合い、そして自由で前向きな精神です。ヘルシンキにある自社のプリント・ファクトリーでは、デザイナーやアーティスト、熟練した職人たちが協働しながら、新たなデザインの可能性を追求し続けています。

本展では、様々な年代の貴重なドレスやファブリック、制作過程を伝える資料を通して、マリメッコの美学と、その創造の背景に迫ります。さらに、ものづくりの中核をなすプリント・ファクトリーの現場を、アートユニット・plaplaxによる映像インスタレーションで紹介します。ゲスト参加するデザイナー、皆川 明による展示にもご注目ください。

会場となる旧朝香宮邸は、1930年代フランスのアール・デコ装飾を基調とし、日本の意匠も随所に配された空間です。模様が建築の細部に息づくこの場所で、色とかたちがもたらす「模様のちから」に光をあてます。マリメッコのプリントメイキングの技と創造の美学をひもとく本展を、どうぞお愉しみください。

リリーステキストより

以下に、詳細な情報を掲載します。

アンサンブル・スタジオを協働パートナーに迎えた、イッセイ ミヤケによる「ザ・ペーパーログ:膜と核」。21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3での展覧会。ブランドの製品をつくる過程から生まれる副産物を素材として制作。“繊細さと頑丈さ”という相反する要素を対話させる様に作品を構成
アンサンブル・スタジオを協働パートナーに迎えた、イッセイ ミヤケによる「ザ・ペーパーログ:膜と核」。21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3での展覧会。ブランドの製品をつくる過程から生まれる副産物を素材として制作。“繊細さと頑丈さ”という相反する要素を対話させる様に作品を構成 © ISSEY MIYAKE INC.
アンサンブル・スタジオを協働パートナーに迎えた、イッセイ ミヤケによる「ザ・ペーパーログ:膜と核」。21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3での展覧会。ブランドの製品をつくる過程から生まれる副産物を素材として制作。“繊細さと頑丈さ”という相反する要素を対話させる様に作品を構成 © ISSEY MIYAKE INC.
アンサンブル・スタジオを協働パートナーに迎えた、イッセイ ミヤケによる「ザ・ペーパーログ:膜と核」。21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3での展覧会。ブランドの製品をつくる過程から生まれる副産物を素材として制作。“繊細さと頑丈さ”という相反する要素を対話させる様に作品を構成 © ISSEY MIYAKE INC.

アンサンブル・スタジオを協働パートナーに迎えた、イッセイ ミヤケによる「ザ・ペーパーログ:膜と核」です。
21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3での展覧会です。ブランドの製品をつくる過程から生まれる副産物を素材として制作されました。また、“繊細さと頑丈さ”という相反する要素を対話させる様に作品を構成しています。会期は、2026年9月13日まで。

「ペーパーログ」とは、イッセイ ミヤケ独自の技法「製品プリーツ*1」で生まれる副産物、プリーツがかかった薄い紙を圧縮したロールのことです。この紙はプリーツ加工の際にマシンに入れる生地を挟んで保護するものとして用いるもので、加工後輸送および処分の効率化のために、ロール状に圧縮されています。その丸太のような形にちなんで、名付けられたペーパーログは、断面のマーブル模様が年輪を想起させ、プリーツ加工の時間の流れが刻まれています。素材としては実際の丸太のように、ペーパーログは「削る」「切る」、あるいは「剥ぐ」「広げる」といった加工によって成形することができ、吸水性があるため、仕上げ剤などの溶液を染み込ませることで質感を変化させることも可能です。

リリーステキストより

三宅デザイン事務所のデザインディレクターの一人である近藤悟史は、ペーパーログに可能性を感じ、これをカットしてスツールを制作し、パリで行われた「ISSEY MIYAKE 2025 年春夏コレクション」の発表の座席およびインスタレーションとして使用しました。スツールの制作は、その可能性を探求する第一歩でした。研究開発が進むにつれて、プロジェクトの範囲は社内チームだけにとどまらず、アンサンブル・スタジオとの協働へと拡大しました。近藤はアンサンブル・スタジオをプロジェクトに招き入れ、実験と実践のための素材としてペーパーログを提供しました。

リリーステキストより

アンサンブル・スタジオによる作品群「膜」は、ペーパーログから剥がした紙で自由に造形したり、既存のオブジェに覆ったりして、硬化剤を施して完成したもので、紙の襞(ひだ)、シワ、そして折り目の一つひとつが結晶化されたかのようなオブジェです。 他方、イッセイ ミヤケのプロジェクトチームによる作品群「核」は、スツール、椅子、テーブルといったプロトタイプで構成されています。これらは、蝋(ロウ)に浸す、糊で固める、束ねるなど、素材の特性を探求するための加工がなされました。

リリーステキストより
SDレビュー2026の入選作品の展覧会レポート(後編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペティション。若手建築家の登竜門としても知られる
SDレビュー2026の入選作品の展覧会レポート(後編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペティション。若手建築家の登竜門としても知られる左奥:「《中途半端さ》についてのノート」早田大高+林誠、右手前:「崖にひそむ幽かな住まい」小林玲子+遠山大輝+今和泉拓+杵家里紗子 photo©architecturephoto
SDレビュー2026の入選作品の展覧会レポート(後編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペティション。若手建築家の登竜門としても知られる左奥:「崖にひそむ幽かな住まい」小林玲子+遠山大輝+今和泉拓+杵家里紗子、右手前:「《中途半端さ》についてのノート」早田大高+林誠 photo©architecturephoto
SDレビュー2026の入選作品の展覧会レポート(後編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペティション。若手建築家の登竜門としても知られる左手前:「ノマディックタワー」原田雄次+金田充弘、左奥:「牡鹿半島桃浦地区における散置型ストックヤード」藤野高志+石井大翔+伊奈朋弥+池田暉直+花田瑤郎+東北大学藤野高志研究室、右手前:「死なない建築、ずっと建てられている建築を目指して」イ・ヘドゥン+チェ・ジェピル、右奥:「所沢の合祀墓 無形の有形化、或いは有形の無形化」横井丈晃+木村征也+二島冬太+山下耕生+浦俊弥 photo©architecturephoto
SDレビュー2026の入選作品の展覧会レポート(後編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペティション。若手建築家の登竜門としても知られる左手前:「死なない建築、ずっと建てられている建築を目指して」イ・ヘドゥン+チェ・ジェピル、左奥:「ノマディックタワー」原田雄次+金田充弘、右手前:「所沢の合祀墓 無形の有形化、或いは有形の無形化」横井丈晃+木村征也+二島冬太+山下耕生+浦俊弥、右奥:「牡鹿半島桃浦地区における散置型ストックヤード」藤野高志+石井大翔+伊奈朋弥+池田暉直+花田瑤郎+東北大学藤野高志研究室 photo©architecturephoto

SDレビュー2026の入選作品の展覧会レポート(後編)です。
“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件の建築コンペティションです。また、若手建築家の登竜門としても知られています。本記事では展覧会の様子を前編と後編に分けて紹介します。会期は2026年9月4日~13日。会場はヒルサイドテラスF棟 ヒルサイドフォーラム。
SDレビュー2026の審査を務めたのは、山梨知彦、冨永祥子、満田衛資、増田信吾でした。展覧会の公式ページはこちら。

SDレビューとは

SDレビューは、実際に「建てる」という厳しい現実の中で、設計者がひとつの明確なコンセプトを導き出す思考の過程を、ドローイングと模型によって示そうというものです。
実現見込みのないイメージやアイデアではなく、実現作を募集します。
1982年、建築家・槇文彦氏の発案のもとに第1回目が開催され、以降毎年「建築・環境・インテリアのドローイングと模型」の展覧会とその誌上発表を行っております。

以下、入選作品を展示順に掲載します。

SDレビュー2026の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペティション。若手建築家の登竜門としても知られる
SDレビュー2026の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペティション。若手建築家の登竜門としても知られる左:「Fragmented」遠山之寛+村上翔、右手前:「都市に触れる」太田雄太郎、右奥:「Iプロジェクト」寺本健一+光本直人+濱名直子 photo©architecturephoto
SDレビュー2026の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペティション。若手建築家の登竜門としても知られる左手前:「Iプロジェクト」寺本健一+光本直人+濱名直子、中央奥:「都市に触れる」太田雄太郎、右手前:「Fragmented」遠山之寛+村上翔 photo©architecturephoto
SDレビュー2026の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペティション。若手建築家の登竜門としても知られる左手前:「大径木の子ども食堂」佐々木勝敏+藤野なみか、中央奥:「ORGAN」鈴木岳彦、右手前:「ちいさなものさし」諸江一紀 photo©architecturephoto
SDレビュー2026の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペティション。若手建築家の登竜門としても知られる左奥:「ちいさなものさし」諸江一紀、右手前:「ORGAN」鈴木岳彦、右奥:「大径木の子ども食堂」佐々木勝敏+藤野なみか photo©architecturephoto

SDレビュー2026の入選作品の展覧会レポート(前編)です。
“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件の建築コンペティションです。また、若手建築家の登竜門としても知られています。本記事では展覧会の様子を前編と後編に分けて紹介します。会期は2026年9月4日~13日。会場はヒルサイドテラスF棟 ヒルサイドフォーラム。
SDレビュー2026の審査を務めたのは、山梨知彦、冨永祥子、満田衛資、増田信吾でした。展覧会の公式ページはこちら。

SDレビューとは

SDレビューは、実際に「建てる」という厳しい現実の中で、設計者がひとつの明確なコンセプトを導き出す思考の過程を、ドローイングと模型によって示そうというものです。
実現見込みのないイメージやアイデアではなく、実現作を募集します。
1982年、建築家・槇文彦氏の発案のもとに第1回目が開催され、以降毎年「建築・環境・インテリアのドローイングと模型」の展覧会とその誌上発表を行っております。

以下、入選作品を展示順に掲載します。

前田圭介による建築展「ほころび」。大阪・日本橋の安藤忠雄設計の建築を会場に開催。代表的な17作品の“コンセプチュアルモデル”と“初期ドローイング”に加えて“旅のスケッチ”も展示
前田圭介による建築展「ほころび」。大阪・日本橋の安藤忠雄設計の建築を会場に開催。代表的な17作品の“コンセプチュアルモデル”と“初期ドローイング”に加えて“旅のスケッチ”も展示会場の様子 photo©UID
前田圭介による建築展「ほころび」。大阪・日本橋の安藤忠雄設計の建築を会場に開催。代表的な17作品の“コンセプチュアルモデル”と“初期ドローイング”に加えて“旅のスケッチ”も展示会場の様子 photo©UID
前田圭介による建築展「ほころび」。大阪・日本橋の安藤忠雄設計の建築を会場に開催。代表的な17作品の“コンセプチュアルモデル”と“初期ドローイング”に加えて“旅のスケッチ”も展示会場の様子 photo©UID

前田圭介による建築展「ほころび HOKOROBI – Openings for Emergence -」です。
大阪・日本橋の安藤忠雄設計の建築を会場に開催されています。代表的な17作品の“コンセプチュアルモデル”と“初期ドローイング”に加えて“旅のスケッチ”も展示されています。
入場無料。会期は2026年10月4日まで(金・土・日・祝 / 休館日:8/14~16)。会期中にはイベントも予定されています(詳細はこちらのページより)。会場の場所はこちら(Google Map)。

「日本橋の家」は、住宅として家族の暮らしを受け止めながら時間を重ね、やがてギャラリーへとその役割を変えていきました。
本来、家族という限られた関係のためにつくられた住宅が、時間の変遷とともに社会へと開かれ、人と人とを媒介する場所へと変わっていく、その変化のなかに、本展が主題とする「ほころび」との共鳴を見出しています。

本展では、朽ちようとする築百年の住宅を再生した《後山山荘》をはじめ、これまで手掛けた住宅のなかから代表的な17作品のコンセプチュアルモデルや、建築が生まれようとする初期のドローイングや旅のスケッチを展示します。そして、私のホームである福山市で半世紀にわたり続く地域のまつりにおいて、2023年から研究室の学生たちと取り組んできた動的な実践《アンブレラスカイProject》から生まれた傘、傘玉、行燈、願いの短冊が吹き抜けや中庭の空間を立体的に彩ります。

建築家・安藤忠雄が光を意識化したこの空間で、本展は建築・都市・祭りという異なる実践を通し、現代社会のなかに潜む小さな「ほころび」を浮かび上がらせます。

リリーステキストより
MoMAでの展覧会「解放の建築家たち:西アフリカのモダニズム」の会場写真。大陸西側7か国の独立期の近代建築を検証する展示。文化・経済・気候などの条件に対して、“モダニズムの表現様式”を適応・導入・再創造を試みた“建築言語”を明確に示す。当時の政治的理念との関係にも注目する
MoMAでの展覧会「解放の建築家たち:西アフリカのモダニズム」の会場写真。大陸西側7か国の独立期の近代建築を検証する展示。文化・経済・気候などの条件に対して、“モダニズムの表現様式”を適応・導入・再創造を試みた“建築言語”を明確に示す。当時の政治的理念との関係にも注目するInstallation view, Architects of Liberation: Modernism in Western Africa, on view at The Museum of Modern Art, New York, from July 5, 2026 through January 2, 2027. Photo by Martin Parsekian © The Museum of Modern Art, New York
MoMAでの展覧会「解放の建築家たち:西アフリカのモダニズム」の会場写真。大陸西側7か国の独立期の近代建築を検証する展示。文化・経済・気候などの条件に対して、“モダニズムの表現様式”を適応・導入・再創造を試みた“建築言語”を明確に示す。当時の政治的理念との関係にも注目するInstallation view, Architects of Liberation: Modernism in Western Africa, on view at The Museum of Modern Art, New York, from July 5, 2026 through January 2, 2027. Photo by Martin Parsekian © The Museum of Modern Art, New York
MoMAでの展覧会「解放の建築家たち:西アフリカのモダニズム」の会場写真。大陸西側7か国の独立期の近代建築を検証する展示。文化・経済・気候などの条件に対して、“モダニズムの表現様式”を適応・導入・再創造を試みた“建築言語”を明確に示す。当時の政治的理念との関係にも注目するInstallation view, Architects of Liberation: Modernism in Western Africa, on view at The Museum of Modern Art, New York, from July 5, 2026 through January 2, 2027. Photo by Martin Parsekian © The Museum of Modern Art, New York

MoMA(ニューヨーク近代美術館)での展覧会「解放の建築家たち:西アフリカのモダニズム(Architects of Liberation: Modernism in Western Africa)」の会場写真です。
大陸西側7か国の独立期の近代建築を検証する展示です。建築家たちが、文化・経済・気候などの条件に対して、“モダニズムの表現様式”を適応・導入・再創造を試みた“建築言語”を明確に示す内容です。また、当時の政治的理念との関係にも注目しています。
会期は、2027年1月2日まで。展覧会の公式ページはこちら。


こちらはリリーステキストの一部です(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)

解放の建築家たち:西アフリカのモダニズムが開幕

本展は、ベナン、カメルーン、コートジボワール、ガーナ、ナイジェリア、セネガル、トーゴの独立期における近代建築と民族自決の理念との関係を検証する初のものとなります。

ニューヨーク近代美術館は、同地域の政治的独立という文脈の中で、1950年代後半から1980年代初頭までの近代建築を検証する初の大規模展覧会「解放の建築家たち:西アフリカのモダニズム」を開催します。2026年7月5日から2027年1月2日まで、美術館3階のロバート・B・メンシェル・ギャラリーで公開される本展は、独立期を建築が盛んに生み出された時代として取り上げます。この時期、新たに成立したアフリカ諸国の指導者たちは、植民地支配との対比の中で、自らと自国を再定義しようとしました。この新たな建築的アイデンティティは、新たな指導者や政府によって推進された、パン・アフリカ主義やアフリカ化という、より広範な政治的理念と深く関わっていました。ベナン、カメルーン、コートジボワール、ガーナ、ナイジェリア、セネガル、トーゴの7カ国にまたがる本展は、都市景観、教育、住宅といったカテゴリーへの入り口となる主要なプロジェクトを軸に構成されます。本展では、専門的な教育を受けたアフリカ人建築家の第一世代による重要な貢献に、特に注目します。「解放の建築家たち」は、フィリップ・ジョンソン建築・デザイン部門主任キュレーターのマルティノ・スティエルリ(Martino Stierli)と、ゲスト・キュレーターでデラウェア大学准教授のイケム・スタンリー・オコエ(Ikem Stanley Okoye)が企画し、建築・デザイン部門キュラトリアル・アソシエイトのマロリー・コーエン(Mallory Cohen)が加わります。

「解放の建築家たち」では、17カ国の50を超える貸出元のコレクションから、建築図面、模型、アーカイブ写真など、約450点の作品・資料を取り上げます。本展は、この地域における4年間にわたる広範な調査の成果です。展示される品々の大半は、これまで公に紹介されたことがなく、また、本展に含まれる建築家のほとんども、これまでいかなる展覧会や学術出版物でも取り上げられたことがありません。本展には、オリジナルの建築模型や委託制作された建築模型に加え、一連の新作映像と委託制作された写真も含まれます。

中山英之・藤原徹平・田部井美奈が出演するトークセッションが開催。日本ペイントが主催するイベント「COLOR IS LIFE」の一環として実施。トークに加えて事例や空間の展示で、色彩を“装飾”ではなく“設計手法”として捉え直す機会を提供
中山英之・藤原徹平・田部井美奈が出演するトークセッションが開催。日本ペイントが主催するイベント「COLOR IS LIFE」の一環として実施。トークに加えて事例や空間の展示で、色彩を“装飾”ではなく“設計手法”として捉え直す機会を提供

中山英之・藤原徹平・田部井美奈が出演するトークセッションが開催されます。
日本ペイントが主催するイベント「COLOR IS LIFE」の一環として実施されます。トークに加えて事例や空間の展示で、色彩を“装飾”ではなく“設計手法”として捉え直す機会を提供します。
建築・設計・デザイン業務に従事する方々を対象としたイベントです。開催場所は、東京・原宿のWith Harajukuホール。開催日時は、2026年8月26日(水)15:00~18:30。参加費無料。参加には、こちらのページから事前申込が必要となっています。

トークセッション

テーマ:「色彩にまつわる設計手法」
建築家・アートディレクター/グラフィックデザイナーがそれぞれの立場から「色」をどう捉え、どのようにデザインに取り込んでいるかを語るトークセッション。それぞれの視点を交差させ、色彩を“装飾”ではなく“設計手法”として捉え直す機会を創ります。

登壇者:建築家 中山英之氏 (中山英之建築設計、東京藝術大学教授)
    建築家 藤原徹平氏 (フジワラテッペイアーキテクツラボ主宰)
    グラフィックデザイナー 田部井美奈氏 (株式会社 田部井美奈 代表)

モデレーター:編集者・ライター 山田泰巨氏

リリーステキストより

以下に、詳細な情報を掲載します。

コルビュジエのスケッチを紹介する展覧会「若きル・コルビュジエの旅」。東京藝術大学大学美術館 陳列館で開催。財団所蔵の資料から旅先で描いたスケッチ約100点を選定し、高解像度データを元に原寸大で複製して展示
コルビュジエのスケッチを紹介する展覧会「若きル・コルビュジエの旅」。東京藝術大学大学美術館 陳列館で開催。財団所蔵の資料から旅先で描いたスケッチ約100点を選定し、高解像度データを元に原寸大で複製して展示2階展示室、全体風景 photo©architecturephoto
コルビュジエのスケッチを紹介する展覧会「若きル・コルビュジエの旅」。東京藝術大学大学美術館 陳列館で開催。財団所蔵の資料から旅先で描いたスケッチ約100点を選定し、高解像度データを元に原寸大で複製して展示2階展示室、展示風景 photo©architecturephoto
コルビュジエのスケッチを紹介する展覧会「若きル・コルビュジエの旅」。東京藝術大学大学美術館 陳列館で開催。財団所蔵の資料から旅先で描いたスケッチ約100点を選定し、高解像度データを元に原寸大で複製して展示2階展示室、展示風景 photo©architecturephoto
コルビュジエのスケッチを紹介する展覧会「若きル・コルビュジエの旅」。東京藝術大学大学美術館 陳列館で開催。財団所蔵の資料から旅先で描いたスケッチ約100点を選定し、高解像度データを元に原寸大で複製して展示2階展示室、展示作品 ©FLC/ADAGP、photo©architecturephoto

コルビュジエのスケッチを紹介する展覧会「Le Corbusier The Voyages of Initiation 若きル・コルビュジエの旅」です。
東京藝術大学大学美術館 陳列館で開催されています。財団所蔵の資料から旅先で描いたスケッチ約100点を選定し、高解像度データを元に原寸大で複製して展示しています。
会期は、2026年8月1日~8月16日まで。入場は無料です。展覧会の公式ページはこちら。

東京藝術大学とル・コルビュジエ財団は、2025年に学術連携に関する覚書(MoU)を締結しました。本展示は、この学術連携のもと、財団が管理する貴重な資料の一部を大学美術館で公開し、学生のみならず広く一般の方々にも資料に触れていただく機会を提供するものです。

今回の展示では、ル・コルビュジエ財団が所蔵する多くの資料の中から、若きル・コルビュジエが旅先で描いたスケッチを高精細複製によって紹介します。1887年にスイスで生まれたル・コルビュジエは、1907年から1911年にかけてヨーロッパ各地を巡りました。1911年の旅の記録は、後に『東方への旅』としてまとめられていますが、この数年間に彼は生涯にわたって自身の建築や思想に影響を与えることとなる膨大な量のメモやスケッチを残しています。本展示では、その中から約100点のスケッチを展示します。

展示作品は、財団が所蔵する高解像度データをもとに、原寸大で高精細印刷したものです。スケッチには、建築や風景のドローイングだけでなく、旅の途上で書き留められた言葉や観察の記録も残されており、これらのスケッチに記された書き込みの内容もあわせて紹介します。若きル・コルビュジエが旅の中で何を見つめ、何を感じていたのか。展示を通して、その眼差しに触れていただければ幸いです。

リリーステキストより
堀越優希による展覧会「質感の建築図」。建築家のドローイングの展示。スケールや領域を横断する“見えない繋がり”を表現する為に独自の図法を考案。主観と客観が混在する建築の経験を複雑さの喪失なしでの描画も試行
堀越優希による展覧会「質感の建築図」。建築家のドローイングの展示。スケールや領域を横断する“見えない繋がり”を表現する為に独自の図法を考案。主観と客観が混在する建築の経験を複雑さの喪失なしでの描画も試行 photo©堀越優希
堀越優希による展覧会「質感の建築図」。建築家のドローイングの展示。スケールや領域を横断する“見えない繋がり”を表現する為に独自の図法を考案。主観と客観が混在する建築の経験を複雑さの喪失なしでの描画も試行 photo©堀越優希
堀越優希による展覧会「質感の建築図」。建築家のドローイングの展示。スケールや領域を横断する“見えない繋がり”を表現する為に独自の図法を考案。主観と客観が混在する建築の経験を複雑さの喪失なしでの描画も試行 photo©堀越優希

堀越優希による展覧会「質感の建築図」です。
建築家のドローイングの展示です。建築家は、スケールや領域を横断する“見えない繋がり”を表現する為に独自の図法を考案しました。また、主観と客観が混在する建築の経験を複雑さの喪失なしでの描画も試行しています。
会期は、2026年8月30日まで。会場は、CREATIVE HUB UENO “es”(Google Map)。入場費無料です。展覧会の公式ページはこちら。記事末尾には、中山英之による本展へのコメントも掲載します。

ある空間における質感の経験とは、視覚と記憶のなかの触覚が混ざり合い、時間の経過とともに立ち現れる複合的な感覚である。

建築家によるテキストより

「質感の建築図」は、建築とその背後に広がる地形との関係や、建築に内在する主観的な連続性など、スケールや領域を横断する見えないつながりを表現するために考案した図法である。

建築家によるテキストより

建築の経験は、気象や時刻、身体の状態、さらには過去の経験の違いによって絶えず変化する。抽象化された図面や、CGなどによる具象的な表現だけでは捉えきれない、主観と客観が混在する経験を、その複雑さを失うことなく描き出そうと試みてきた。

建築家によるテキストより
アトリエ・ワンの塚本由晴がディレクターを務める企画展「方丈記に学ぶ –生きるを編み直す小さな建築–」。21_21 DESIGN SIGHTで開催。小さな建築を起点に現代の生活様式を見つめ直す。建築家などが構想した現代の“方丈庵”も公開。入場チケットもプレゼント
アトリエ・ワンの塚本由晴がディレクターを務める企画展「方丈記に学ぶ –生きるを編み直す小さな建築–」。21_21 DESIGN SIGHTで開催。小さな建築を起点に現代の生活様式を見つめ直す。建築家などが構想した現代の“方丈庵”も公開。入場チケットもプレゼント展覧会ポスター

アトリエ・ワンの塚本由晴がディレクターを務める企画展「方丈記に学ぶ –生きるを編み直す小さな建築–」です。
21_21 DESIGN SIGHTで開催されます。小さな建築を起点に現代の生活様式を見つめ直す展示。建築家や美術家などが構想した現代の“方丈庵”も公開されます。アーキテクチャーフォトでは、入場チケットプレゼント企画を実施します。会期は、2026年8月28日~2027年1月11日まで。展覧会の公式ページはこちら。
入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2026年8月21日(金)13時まで(応募はお一人様1回までとさせていただきます。複数回ご応募いただいた場合も、抽選対象は1件として扱います)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。

21_21 DESIGN SIGHTでは、2026年8月28日より企画展「方丈記に学ぶ –生きるを編み直す小さな建築–」を開催します。

13世紀初頭に鴨長明によって書かれた随筆『方丈記』には、移ろい続ける世の無常を前にした人間の生き方が記されています。彼が暮らした庵は現存しませんが、その言葉は時代をこえて度あるごとによみがえり、多くの実践を生み出してきました。文学作品でありながら、住まいの本質を問うものとして、しばしば「真の建築書」とも形容される所以です。本展は、『方丈記』に記された小さな建築「方丈庵」を起点に、現代の暮らしと構築環境を見つめ直す展覧会です。

展覧会ディレクターに建築家・塚本由晴を迎え、建築家、デザイナー、美術家、企業など多彩な参加者が、それぞれの「方丈庵」を構想します。一丈四方(約9㎡)というスケールを手がかりに、素材、構造、道具を介した、生き方を問い直す仕掛けを考えます。

会場では、『方丈記』に描かれた自然やくらしについてのリサーチとともに、複数の庵が展示されます。来場者は会場内を巡りながら、異なる視点で構成された方丈庵に出会うことになります。『方丈記』そのものを読み解くのではなく、『方丈記』と私たちのあいだに現れる生に目を向け、私たちの暮らしとあらためて向き合う機会となることを目指します。

リリーステキストより

以下に、詳細な情報を掲載します。

自然と暮らす “シェア別荘”を展開するSANUの建築チームが、採用説明会を横浜で開催。新建築モデル“HIKE”の実寸モックアップのお披露目に加えて、設計・施工・事業者としての醍醐味を解説。ランドスケープや環境設計分野の担当者も登壇
自然と暮らす “シェア別荘”を展開するSANUの建築チームが、採用説明会を横浜で開催。新建築モデル“HIKE”の実寸モックアップのお披露目に加えて、設計・施工・事業者としての醍醐味を解説。ランドスケープや環境設計分野の担当者も登壇

自然と暮らす “シェア別荘”を展開するSANUの建築チーム「SANU ARCHITECTS」が採用説明会を横浜で開催します。
建築プロデュースを行った“新建築モデル‘HIKE’”の実寸モックアップのお披露目に加えて、設計・施工・事業者としての醍醐味を解説します。また、ランドスケープや環境設計分野の担当者も登壇します。開催場所は、神奈川・横浜市のSANU MAKERS GALLERY。開催日時は、2026年7月28日(火)19:00~21:00。参加には、こちらから事前申込が必要です。

SANUは「Live with nature. / 自然と共に生きる。」をブランドコンセプトに掲げ、都市と自然を行き来するライフスタイルを叶える「SANU 2nd Home 自然の中にあるもうひとつの家」を提供しています。

これまでに5つのオリジナル建築モデル、リノベーションモデルを建築家・施工者とともに共同開発し、サービス開始から約5年で北海道から奄美まで全国37拠点・241室に展開してきました。

そして、次なる飛躍のため設立したのがSANU ARCHITECTS。事業主、施設運営者でありながら設計から施工までを自社で内製化するという、通常の設計事務所とは異なるチームです。建築に関わる品質、デザイン性、環境性能やサーキュラーデザインは勿論のこと、標準化・量産化・ローコスト、運営や長期修繕など、簡単には答えの出ない問いに、チーム全員で日々向き合っています。

今回の採用説明会のメインテーマは、SANU ARCHITECTSが建築プロデュースに携わっている新建築モデル「HIKE(ハイク)」。実物大(1/1)モックアップをご覧いただきながら、この建築に込めた想いをご説明します。SANU ARCHITECTSで働くメンバーとの対話を通じて、それぞれのバックグラウンドや日々の仕事、チームの雰囲気をフラットに知っていただける場です。

以下に、詳細な情報を掲載します。

戦後日本の都市や建築の中で作品を手掛けた、多田美波の展覧会が東京都現代美術館にて開催。美術・建築・デザインの領域を横断して活動した作家の没後初大規模回顧展。入場チケットもプレゼント
戦後日本の都市や建築の中で作品を手掛けた、多田美波の展覧会が東京都現代美術館にて開催。美術・建築・デザインの領域を横断して活動した作家の没後初大規模回顧展。入場チケットもプレゼント光造形《瑞雲》1973年、リーガロイヤルホテル大阪 ヴィニェット コレクション 撮影:作本邦治

戦後日本の都市や建築の中で作品を手掛けた、多田美波の展覧会「多田美波—光、凛と ゆれる」が、東京都現代美術館にて開催されます。
美術・建築・デザインの領域を横断して活動した作家の没後初大規模回顧展です。アーキテクチャーフォトでは入場チケットのプレゼント企画も実施します。会期は、2026年8月29日~12月6日まで。展覧会の公式ページはこちら。
入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2026年8月21日(金)13時まで(応募はお一人様1回までとさせていただきます。複数回ご応募いただいた場合も、抽選対象は1件として扱います)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。

東京都現代美術館では、戦後日本において抽象彫刻家・造形作家として活躍した多田美波(1924–2014)の大規模個展を開催します。生涯でおよそ200点の彫刻作品と、500点に及ぶ建築関連作品を手がけた多田は、美術館という枠にとどまらず、公園、駅、市庁舎、ホテル、劇場など、都市のさまざまな場所に作品を残し、長年にわたり人々の生活空間の一部を形つくってきました。空に向かってすらりと伸びていくようなステンレスの彫刻や、自然の景観に心地よく馴染むガラスやアクリルの彫刻、あるいは色とりどりの光を内包する「光壁」など、その表現は素材・スケールともに多岐にわたります。

多田は、高度経済成長期を背景に普及した工業素材や加工技術を、芸術表現に積極的に取り入れた先駆的作家のひとりです。制作の手跡を感じさせない無機質な表面に、光の反射や透過、屈折、揺らぎといった有機的な要素を取り込み、移ろいゆく周囲の環境や鑑賞者の動きと呼応して表情を変える造形を生み出してきました。これらの試みは、量塊性や安定性を重視するアカデミックな具象彫刻の規範から離れ、空間や環境との関係性を志向した、戦後の抽象造形における展開に位置づけられます。なかでも多田は、光を単なる効果ではなく造形の中心として据え、美術、プロダクトデザイン、インテリア、建築を横断しながら空間そのものに働きかける実践によって、同時代の潮流のなかでも独自の立ち位置を築きました。

こうした仕事は、新しい素材や技術に対する鋭い感受性と探究心、そして協働者である技術者との確かな信頼関係によって実現されました。その根底には、人間にしか創出できない美としての「第二の自然」を探究する姿勢が貫かれています。

本展では、多田美波研究所の全面的な協力のもと、初期の絵画、各時代の彫刻、作家本人が「光造形」と呼んだシャンデリアを含む照明の作品、およそ70点に加え、建築造形のパーツ、写真、スケッチなどのアーカイブ資料を展観し、約70年にわたる多田美波の仕事をあらためて俯瞰します。

リリーステキストより

以下に、詳細な情報を掲載します。

青木淳とリチャード・タトルによる、東京オペラシティ アートギャラリーでの展覧会「ほぼ、空」。建築家と美術家が協働して制作。タトルが提案した三つの要素“柱・バスケット・色の帯”を、青木の“枠組みを外す”計画で館内に配置。光と影が質感を生み出して展示室内に“空気”が現れる
青木淳とリチャード・タトルによる、東京オペラシティ アートギャラリーでの展覧会「ほぼ、空」。建築家と美術家が協働して制作。タトルが提案した三つの要素“柱・バスケット・色の帯”を、青木の“枠組みを外す”計画で館内に配置。光と影が質感を生み出して展示室内に“空気”が現れる下階、展示室1 photo©architecturephoto
青木淳とリチャード・タトルによる、東京オペラシティ アートギャラリーでの展覧会「ほぼ、空」。建築家と美術家が協働して制作。タトルが提案した三つの要素“柱・バスケット・色の帯”を、青木の“枠組みを外す”計画で館内に配置。光と影が質感を生み出して展示室内に“空気”が現れる下階、展示室2 photo©architecturephoto
青木淳とリチャード・タトルによる、東京オペラシティ アートギャラリーでの展覧会「ほぼ、空」。建築家と美術家が協働して制作。タトルが提案した三つの要素“柱・バスケット・色の帯”を、青木の“枠組みを外す”計画で館内に配置。光と影が質感を生み出して展示室内に“空気”が現れる上階、展示室3 photo©architecturephoto
青木淳とリチャード・タトルによる、東京オペラシティ アートギャラリーでの展覧会「ほぼ、空」。建築家と美術家が協働して制作。タトルが提案した三つの要素“柱・バスケット・色の帯”を、青木の“枠組みを外す”計画で館内に配置。光と影が質感を生み出して展示室内に“空気”が現れる上階、展示室4 photo©architecturephoto

青木淳とリチャード・タトルによる、東京オペラシティ アートギャラリーでの展覧会「ほぼ、空」です。
建築家と美術家が協働して制作しました。タトルが提案した三つの要素“柱・バスケット・色の帯”を、青木の“枠組みを外す”計画で館内に配置しています。そして、光と影が質感を生み出して展示室内に“空気”が現れます。
会期は、2026年7月18日~9月23日まで。美術館の公式ページはこちら。

美術家のリチャード・タトルと建築家の青木淳による2人展「ほぼ、空」では、まるで空を仰ぐように斜め上を見上げることが促される。「そら」でもあり「くう」でもある「空」は、なにもない空虚ではなく、光や影、大気に満ちた、微細な変化に富む場である。タトルは、美術作品は“光”であり、ある瞬間に捉えた真実、美しさ、充足感を他者と分かち合う媒体だという。青木は、自らの建築は“空気”であり、人それぞれが持つ異なる価値観や速度を許容する自由な空間をつくることだという。“光”と“空気” ― 世界を満たす現象に準えられる美術と建築が融合したら、どのような空間が生まれるだろうか。

キュレーターによるテキストより

展示室では、タトルが提案した3つのエレメント ― 柱、バスケット、色の帯 ― が、繰り返し現れる。柱はなにも支えておらず、照明器具のようなバスケットは光の代わりに植物を湛えている。木の幹としての柱、枝としての茶色の柱頭、そしてバスケットのなかのモミの葉は、自然の恩寵の象徴だろうか。来場者はこの3つのエレメントに導かれ、斜め上を見上げることになる。

キュレーターによるテキストより

そして青木は、企画展示室、収蔵品展示室、コリドール、ミュージアムショップと、固定した使われ方をしている場の枠組みを外し、それらを境界線のないひとつの有機的な空間にしている。通常、上の階で行っている収蔵品展を下の階の企画展示室のなかに取り込み、企画展は2層にまたがるアートギャラリー全体に及んでいる。青木のキュレーションによる収蔵品展では、野又穫の絵画が展示され、茫漠とした光景のなかに巨大な建造物を描き出す野又の絵画は、美術と建築が交差する本展に溶け込んでいる。また、エントランスを出たところにあるミュージアムショップを館内のコリドールに移し、そこが展示室に替わっている。これにより、美術館の展示室は外に広がることになった。また、展示室で作品に寄り添うように置かれた照明やベンチ、またショップの什器は、過去の展覧会で使用した台座を青木が再デザインしたものである。青木が試みているのは、敷地から建築プランを導き出すように、あくまでこの場で見出したものから、そうと気づかれないくらいささやかに空間を変容させることである。

キュレーターによるテキストより
石上純也の「徳島文化芸術ホール」をテーマとした展覧会の会場写真。約2,000枚の実施設計が完了している建築の模型やドローイングを中心に展示
石上純也の「徳島文化芸術ホール」をテーマとした展覧会の会場写真。約2,000枚の実施設計が完了している建築の模型やドローイングを中心に展示 photo©石上純也建築設計事務所
石上純也の「徳島文化芸術ホール」をテーマとした展覧会の会場写真。約2,000枚の実施設計が完了している建築の模型やドローイングを中心に展示 photo©石上純也建築設計事務所
石上純也の「徳島文化芸術ホール」をテーマとした展覧会の会場写真。約2,000枚の実施設計が完了している建築の模型やドローイングを中心に展示 photo©石上純也建築設計事務所
石上純也の「徳島文化芸術ホール」をテーマとした展覧会の会場写真。約2,000枚の実施設計が完了している建築の模型やドローイングを中心に展示 photo©石上純也建築設計事務所

石上純也の「徳島文化芸術ホール」をテーマとした展覧会の会場写真です。
約2,000枚の実施設計が完了している建築の模型やドローイングを中心に展示しています。主催は、石上純也展実行委員会です。
会期は、2026年8月30日まで。会場は、竹内ビル1F(徳島県徳島市東船場町1丁目10 / Google Map)。展覧会の公式ページはこちら。また、本展覧会開催に関するクラウドファウンディングも実施されています。本建築に関する正式なクレジットは、熊谷・石上純也・IAO竹田・アクト環境・ピーエス三菱・野村建設JVです。

石上純也によるコメント

展覧会再開に際して

このたび、「石上純也展 ― 徳島文化芸術ホールへと続く、風景と建築の思想 ―」を、徳島市内の新たな会場にて開催する運びとなりました。

本展覧会は、2026年6月1日より開催を予定しておりましたが、当初会場として予定していた倉庫は民間所有である一方、その敷地が県有地であったことから、徳島県からの要請を受け、開催中止となりました。

その後、実行委員会ならびに公益社団法人 日本建築家協会 四国支部 徳島地域会の多大なるご尽力により、新たな民間会場において開催できる運びとなりました。

現在、徳島県では藍場浜を敷地として、新たなホール整備事業が進められています。一方、本展覧会でご紹介する徳島文化芸術ホール計画は、約三年にわたり徳島県と協議を重ね、県民の皆様から寄せられた多くのご意見を受け止めながら積み重ねられた計画です。現在も県との協定は継続しており、実施設計まで完了し、施工予定者も決定しています。

今、徳島では二つの未来が並行して存在しています。

建築とは、建物をつくることだけではなく、人々がどのように集い、文化を育み、未来の風景を形づくっていくのかを構想する営みです。その構想は、数多くの対話や試行錯誤を重ねながら育まれ、建物として完成する以前から、社会にとって大切な文化的価値を持っています。

本展覧会では、実施設計まで積み重ねられた一つの建築の思考と、その背景にある風景や理念をご覧いただきます。

これは、新たなホール計画と対立するためのものではありません。むしろ、一つの建築の思考を社会に開くことで、この先、徳島の地で生まれる新たな場所について、多くの方々が自由に考え、語り合う契機となることを願っています。

建築は、一人の建築家だけがつくるものではなく、多くの人々と共に共有する未来を形づくるものです。

また、この計画に携わってきた私たちにとって、徳島の未来を思い描きながら、多くの時間と労力を費やして積み重ねてきた図面や計画が、誰の目にも触れられることなく、なかったことになってしまうのは、とても辛く、寂しいことでもあります。だからこそ、この建築の歩みや思考を、多くの皆様にご覧いただきたいと願っています。

本展覧会が、徳島の未来にふさわしいホールのあり方、そして建築が果たすべき役割について考える場となれば幸いです。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

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