



ピーター・ズントーが設計した、スイス・リーヘンの「ヴィース美術館」「ゲートハウス」「アマン・パヴィリオン」です。
バイエラー財団美術館を拡張する3つの建築です。建築家は、広い公園の中に建てる与件に、“異なる機能と素材の特性を備えた”小規模な建物を配置する計画を考案しました。そして、人々が出会い・繋がり・考えを共有する“社会的な空間”をつくり出します。美術館の公式サイトはこちら。
こちらはリリーステキストです(抄訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)
バイエラー財団美術館の拡張された建築群
過去30年の間に、バイエラー財団美術館はスイスで最も人気のある美術館のひとつとなりました。収蔵する美術作品と来館者の双方の将来的なニーズに引き続き応えられるよう、美術館は拡張を進めています。バイエラー財団美術館は、空間的にも概念的にも拡張しており、国際的に知られている、芸術・自然・建築の間の独自の関係性をさらに強化しています。
その結果としての建築群は、レンゾ・ピアノによる既存の美術館建築と、ピーター・ズントーが設計した新たな建築物を組み合わせており、美術作品のための美術館、文化イベントのためのパヴィリオン、そして物流のための建物が含まれます。この建築群には、丁寧に修復され、新たな用途が与えられた18世紀の歴史的建造物も含まれています。それは、美術教育用のスタジオ、音楽サロン、温室、そしてフォリーの中に設けられた小規模なプロジェクトスペースです。これまで私有地だった公園を来館者に開放することで、バイエラー財団美術館の公園面積はほぼ2倍になり、そびえ立つ樹齢数百年の木々、池、草地によって、より豊かなものになります。
21世紀の美術館は、作品を保存・展示するための場所であるだけでなく、人々が出会い、つながり、考えを共有し、くつろぐことのできる社会的な空間でもあります。文化イベントと美術教育は、来館者志向の美術館における中心的な特徴となっています。活発な展覧会プログラムに加えて、バイエラー財団美術館は、着実に増え続ける卓越した近現代美術のコレクションを有しており、寄贈作品や長期貸与作品とともに、今後は新しい美術館建築において、より恒常的に展示されることになります。
国際審査員団は、世界各地の11の建築設計事務所が参加したスタディ・コンペティションを経て、アトリエ・ピーター・ズントーの設計案を全会一致で選出しました。ピーター・ズントーは、大規模な複合施設ではなく、それぞれ異なる機能と素材の特性を備え、歴史的な公園の環境に繊細に組み込まれた3つの小規模な建物を提案しました。








