建築家のレム・コールハースと評論家のハンス・ウルリッヒ・オブリストの対談の動画です。オーストリア・ザルツブルグでのフォーラム「CONVOCO! Forum 2026」の一環として2026年7月に行われたもの。
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SHARE アトリエ・ワンの塚本由晴がディレクターを務める企画展「方丈記に学ぶ –生きるを編み直す小さな建築–」。21_21 DESIGN SIGHTで開催。小さな建築を起点に現代の生活様式を見つめ直す。建築家などが構想した現代の“方丈庵”も公開。入場チケットもプレゼント
- 日程
- 2026年8月28日(金)–2027年1月11日(月)

アトリエ・ワンの塚本由晴がディレクターを務める企画展「方丈記に学ぶ –生きるを編み直す小さな建築–」です。
21_21 DESIGN SIGHTで開催されます。小さな建築を起点に現代の生活様式を見つめ直す展示。建築家や美術家などが構想した現代の“方丈庵”も公開されます。アーキテクチャーフォトでは、入場チケットプレゼント企画を実施します。会期は、2026年8月28日~2027年1月11日まで。展覧会の公式ページはこちら。
入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2026年8月21日(金)13時まで(応募はお一人様1回までとさせていただきます。複数回ご応募いただいた場合も、抽選対象は1件として扱います)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。
21_21 DESIGN SIGHTでは、2026年8月28日より企画展「方丈記に学ぶ –生きるを編み直す小さな建築–」を開催します。
13世紀初頭に鴨長明によって書かれた随筆『方丈記』には、移ろい続ける世の無常を前にした人間の生き方が記されています。彼が暮らした庵は現存しませんが、その言葉は時代をこえて度あるごとによみがえり、多くの実践を生み出してきました。文学作品でありながら、住まいの本質を問うものとして、しばしば「真の建築書」とも形容される所以です。本展は、『方丈記』に記された小さな建築「方丈庵」を起点に、現代の暮らしと構築環境を見つめ直す展覧会です。
展覧会ディレクターに建築家・塚本由晴を迎え、建築家、デザイナー、美術家、企業など多彩な参加者が、それぞれの「方丈庵」を構想します。一丈四方(約9㎡)というスケールを手がかりに、素材、構造、道具を介した、生き方を問い直す仕掛けを考えます。
会場では、『方丈記』に描かれた自然やくらしについてのリサーチとともに、複数の庵が展示されます。来場者は会場内を巡りながら、異なる視点で構成された方丈庵に出会うことになります。『方丈記』そのものを読み解くのではなく、『方丈記』と私たちのあいだに現れる生に目を向け、私たちの暮らしとあらためて向き合う機会となることを目指します。
以下に、詳細な情報を掲載します。

SHARE 戦後日本の都市や建築の中で作品を手掛けた、多田美波の展覧会が東京都現代美術館にて開催。美術・建築・デザインの領域を横断して活動した作家の没後初大規模回顧展。入場チケットもプレゼント
- 日程
- 2026年8月29日(土)–12月6日(日)

戦後日本の都市や建築の中で作品を手掛けた、多田美波の展覧会「多田美波—光、凛と ゆれる」が、東京都現代美術館にて開催されます。
美術・建築・デザインの領域を横断して活動した作家の没後初大規模回顧展です。アーキテクチャーフォトでは入場チケットのプレゼント企画も実施します。会期は、2026年8月29日~12月6日まで。展覧会の公式ページはこちら。
入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2026年8月21日(金)13時まで(応募はお一人様1回までとさせていただきます。複数回ご応募いただいた場合も、抽選対象は1件として扱います)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。
東京都現代美術館では、戦後日本において抽象彫刻家・造形作家として活躍した多田美波(1924–2014)の大規模個展を開催します。生涯でおよそ200点の彫刻作品と、500点に及ぶ建築関連作品を手がけた多田は、美術館という枠にとどまらず、公園、駅、市庁舎、ホテル、劇場など、都市のさまざまな場所に作品を残し、長年にわたり人々の生活空間の一部を形つくってきました。空に向かってすらりと伸びていくようなステンレスの彫刻や、自然の景観に心地よく馴染むガラスやアクリルの彫刻、あるいは色とりどりの光を内包する「光壁」など、その表現は素材・スケールともに多岐にわたります。
多田は、高度経済成長期を背景に普及した工業素材や加工技術を、芸術表現に積極的に取り入れた先駆的作家のひとりです。制作の手跡を感じさせない無機質な表面に、光の反射や透過、屈折、揺らぎといった有機的な要素を取り込み、移ろいゆく周囲の環境や鑑賞者の動きと呼応して表情を変える造形を生み出してきました。これらの試みは、量塊性や安定性を重視するアカデミックな具象彫刻の規範から離れ、空間や環境との関係性を志向した、戦後の抽象造形における展開に位置づけられます。なかでも多田は、光を単なる効果ではなく造形の中心として据え、美術、プロダクトデザイン、インテリア、建築を横断しながら空間そのものに働きかける実践によって、同時代の潮流のなかでも独自の立ち位置を築きました。
こうした仕事は、新しい素材や技術に対する鋭い感受性と探究心、そして協働者である技術者との確かな信頼関係によって実現されました。その根底には、人間にしか創出できない美としての「第二の自然」を探究する姿勢が貫かれています。
本展では、多田美波研究所の全面的な協力のもと、初期の絵画、各時代の彫刻、作家本人が「光造形」と呼んだシャンデリアを含む照明の作品、およそ70点に加え、建築造形のパーツ、写真、スケッチなどのアーカイブ資料を展観し、約70年にわたる多田美波の仕事をあらためて俯瞰します。
以下に、詳細な情報を掲載します。




青木淳とリチャード・タトルによる、東京オペラシティ アートギャラリーでの展覧会「ほぼ、空」です。
建築家と美術家が協働して制作しました。タトルが提案した三つの要素“柱・バスケット・色の帯”を、青木の“枠組みを外す”計画で館内に配置しています。そして、光と影が質感を生み出して展示室内に“空気”が現れます。
会期は、2026年7月18日~9月23日まで。美術館の公式ページはこちら。
美術家のリチャード・タトルと建築家の青木淳による2人展「ほぼ、空」では、まるで空を仰ぐように斜め上を見上げることが促される。「そら」でもあり「くう」でもある「空」は、なにもない空虚ではなく、光や影、大気に満ちた、微細な変化に富む場である。タトルは、美術作品は“光”であり、ある瞬間に捉えた真実、美しさ、充足感を他者と分かち合う媒体だという。青木は、自らの建築は“空気”であり、人それぞれが持つ異なる価値観や速度を許容する自由な空間をつくることだという。“光”と“空気” ― 世界を満たす現象に準えられる美術と建築が融合したら、どのような空間が生まれるだろうか。
展示室では、タトルが提案した3つのエレメント ― 柱、バスケット、色の帯 ― が、繰り返し現れる。柱はなにも支えておらず、照明器具のようなバスケットは光の代わりに植物を湛えている。木の幹としての柱、枝としての茶色の柱頭、そしてバスケットのなかのモミの葉は、自然の恩寵の象徴だろうか。来場者はこの3つのエレメントに導かれ、斜め上を見上げることになる。
そして青木は、企画展示室、収蔵品展示室、コリドール、ミュージアムショップと、固定した使われ方をしている場の枠組みを外し、それらを境界線のないひとつの有機的な空間にしている。通常、上の階で行っている収蔵品展を下の階の企画展示室のなかに取り込み、企画展は2層にまたがるアートギャラリー全体に及んでいる。青木のキュレーションによる収蔵品展では、野又穫の絵画が展示され、茫漠とした光景のなかに巨大な建造物を描き出す野又の絵画は、美術と建築が交差する本展に溶け込んでいる。また、エントランスを出たところにあるミュージアムショップを館内のコリドールに移し、そこが展示室に替わっている。これにより、美術館の展示室は外に広がることになった。また、展示室で作品に寄り添うように置かれた照明やベンチ、またショップの什器は、過去の展覧会で使用した台座を青木が再デザインしたものである。青木が試みているのは、敷地から建築プランを導き出すように、あくまでこの場で見出したものから、そうと気づかれないくらいささやかに空間を変容させることである。

「ap編集長の建築探索」は、23年の歴史ある建築ウェブメディア「アーキテクチャーフォト」の編集長である後藤連平が、訪問した建築を紹介する連載シリーズです。論考のようなかっちりとした形式ではなく、現地で感じた雰囲気や空気感が伝わるような“ライブ感”のある文体で綴ります。読者の皆様も自身が建築を体験するように読んでいただければ幸いです。
妹島和世建築設計事務所「すみだ北斎美術館」
妹島和世建築設計事務所による「すみだ北斎美術館」を訪問した。2016年に竣工した建築であるが、タイミングが合わず訪問できていなかったのだけれど、ついに訪問が叶った、、、!
地元の人たちが集まる公園と高架線路の挟まれていて、美術館としてはそれほど大きくない敷地に建っている。また、公園ではない三方には公道があり、全方位からアクセスがあるという条件。
雑誌やSNSの投稿などの写真で建物の様子はもちろん見ていて、アルミパネルで覆われた鈍いシルバーの外観と、そこにザクっと入るスリットの特徴的な造形が印象的で、こういう形態をつくりたかったのかな?と思っていたところもあった。
しかし、実際に訪問してみて、あらゆる所や、この建築での体験が、この場所にある建築として、美術館として、無意識に思う「こうだったら良いな」が、先回りして高度に実現されている感覚があって、本当に驚いた、、、、、!
「先回り」と書いたのは、説明が難しいのだけれど、例えば、iPhoneは、ユーザーインターフェースが、高度に人の動きや直感を考慮されていて、行動の先に回って全てが作られている。それ故に、使っている時がスムーズすぎて快楽すら感じてしまう側面があると思う。そのような感覚が、この建築では機能のみならず、こういう空間だったら良いなという感覚レベルでも実現されているというか。




フランク・ゲーリーの、アメリカ・ビバリーヒルズのガゴシアンでの展覧会「FRANK GEHRY」です。
2025年の逝去した建築家が手掛けた“彫刻”の展示です。魚を主題とした作品群は、一連の建築作品にも繰り返し現れる“波打つような輪郭”を表現。会場構成はゲーリー・スタジオが手掛ける。会期は、2026年6月27日まで。展覧会の公式ページはこちら。また、こちらの動画でも会場の様子を見ることが可能です。
こちらはリリーステキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)
ガゴシアンは、2025年の逝去後初となるフランク・ゲーリー作品展の開催を発表できることを嬉しく思います。本展は5月14日にビバリーヒルズのギャラリーで開幕し、アーティストの遺族との協力のもと実現され、ゲーリー・スタジオによって会場構成が手がけられました。展示される動物をテーマとした作品には、遺族所蔵の等身大彫刻「Bear with Us」(2014年)、ColorCore Formicaとシリコーンを素材として制作された「Untitled (Black Crocodile New York)」(2023年)、そしてゲーリーによる魚の彫刻シリーズとして最後に銅で制作された「Fish on Fire」(2023年)が含まれます。
「Bear with Us」は、その名が示すクマを輝く316Lステンレススチールで表現しており、磨き上げられた金属表面の複雑な起伏によって、しわくちゃにした金属箔のような外観を帯びています。(この彫刻は、アーティストが2023年にルイ・ヴィトンのためにデザインしたクラッチバッグの原型にもなりました)また、「A Pair of Snake Lamps」(1989年)では、ゲーリーはガッシュで彩色した張り子を用い、作品を発光させることで、その蛇のような形態を、装飾性と機能性を兼ね備えたオブジェへと変容させています。
高い評価を受けている魚の彫刻群は――そのうち数点が展示されていますが――それ自体で完結した作品である一方、それらが表現する太古の生物の「完璧なフォルム」は、ゲーリーの建築作品全体を通じて繰り返し現れており、そのことはロサンゼルスのウォルト・ディズニー・コンサートホール(2003年)やグッゲンハイム・アブダビ(今年開館)に見られる波打つような輪郭にも表れています。また本展では、黒い線の網目と色彩の雲によって魚の躍動的な動きを表現した、インク、水彩、アクリルによる紙作品10点も展示されます。
フランク・ゲーリーの展覧会の会場の様子を収録した動画です。逝去後はじめての展覧会としてビバリーヒルズのガゴシアンで開催されています。2026年6月に公開されたもの。会期は2026年6月27日まで。会場構成はゲーリー・スタジオが手掛けました。




ランサ・アトリエ(LANZA atelier)による、イギリス・ロンドンの、サーペンタイン・パヴィリオン2026「a serpentine」です。
毎年一組が選ばれ造られる期間限定の建築です。建築家は、“身近な素材や形態を再解釈”する設計姿勢に基づき、周辺の建物や伝統的な蛇行する壁から着想した煉瓦壁を用いた建築を考案しました。また、壁の意味も再考して“透過性”を付与しています。
会期は、2026年6月6日~10月25日まで。施設の公式ページはこちら。
こちらはリリーステキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)
イサベル・アバスカル(Isabel Abascal)とアレッサンドロ・アリエンゾ(Alessandro Arienzo)によって設立されたメキシコの建築スタジオ、ランサ・アトリエ(LANZA atelier)が設計した2026年のサーペンタイン・パヴィリオンは、2026年6月6日にオープンします。ゴールドマン・サックスは、この年次プロジェクトを12年連続で支援します。
2026年のパヴィリオンは、ゴールドマン・サックスによる12年連続の支援を受けます。また、今年より、ロレックスがサーペンタイン・パヴィリオンのオフィシャル・タイムピースに就任することをお知らせできることを嬉しく思います。
パヴィリオンが第25回を迎えるにあたり、サーペンタインは、ザハ・ハディド財団およびアーキテクチュラル・アソシエーションとの特別な協働を通じて、この記念すべき節目と初代パヴィリオン建築家であるザハ・ハディドの遺産を称えます。
サーペンタイン・パヴィリオンは、その歴史を通じて、新進の才能のための大きな期待を集めるショーケースへと成長してきました。パヴィリオンは長年にわたり、サーペンタインによる実験的かつ学際的なコミュニティ・プログラムおよび教育プログラムのための、参加型の公共的・芸術的プラットフォームとして発展してきました。
ランサ・アトリエは、イサベル・アバスカルとアレッサンドロ・アリエンゾによって2015年に設立された、メキシコシティを拠点とする建築スタジオです。彼らの協働的な実践は、職人技、技術、そして空間デザインの伝統に細心の注意を払うことで、身近な素材や形態を再解釈しています。彼らの作品は、対話と共同体験を前面に据える建物のつくり方を提案しています。
二人は、ドローイングや模型制作といった実際に手を動かす設計手法を特に重視しており、それらを素材、形態、構造について思考を深めるための能動的なツールとして捉えています。グローバルに活動する同スタジオは、建築的実践を、批評的かつ積極的に関与する視点を通じて、文化的領域、住宅プロジェクト、公共インフラ、家具デザインの間を柔軟に横断するものとして捉えています。
今年のサーペンタイン・パヴィリオンにおいて、ランサ・アトリエは、パヴィリオンの片側を形成する、サーペンタイン・ウォール(serpentine wall)またはクリンクル・クランクル・ウォール(crinkle-crankle wall)として知られる建築的要素から着想を得ました。この種のレンガ壁は、交互に連なる曲線によって構成されており、イングランドのサフォーク州で一般的に見られますが、その起源は古代エジプトにあり、その後オランダ人技師によってイングランドにもたらされました。その曲線的な形状は側方支持によって安定性をもたらすため、レンガ1枚分の厚さしかないサーペンタイン・ウォールは、直線の壁よりも少ないレンガで構築することができます。この同名の特徴はまた、蛇を思わせる緩やかな曲線にちなんで名付けられた近くのサーペンタイン湖にも、さりげなく言及しています。
周囲の景観との対話のなかで、第2の壁は樹冠を損なうことなくそれと調和し、一方で主要な構造体は敷地の北側に配置されています。半透明の屋根は、木立を想起させるレンガの柱の上に軽やかに載せられています。パヴィリオンの構成は、光と風が空間に行き渡ることを可能にし、囲われた状態と開放性との境界をやわらげています。
ランサ・アトリエは、イングランドの庭園文化の伝統を称えるとともに、かつてティー・パヴィリオンであったサーペンタイン・サウス・ギャラリーの既存のレンガ造りのファサードとの対話を生み出すため、レンガを主要な素材として選びました。壁を不透明なものから透過性のあるものへと変化させるレンガ柱のリズミカルな反復によって構成されたこのパヴィリオンは、壁を隔てるための要素とみなす考え方を問い直し、来場者がその向こうを見通せることで、つながりを促します。
ランサ・アトリエは、パヴィリオンのための椅子やスツールもデザインしており、家具と建築を異なるスケールにおける同一のデザインプロセスの一部として捉える彼らの実践を継続しています。サペリ材の広葉樹から製作されたこれらの椅子とスツールは、現地で製作されています。
ランサ・アトリエは次のように述べています。「このコミッションにとって記念すべき節目の年となる第25回サーペンタイン・パヴィリオンの建築家に選ばれたことを光栄に思います。私たちは、自らの仕事をより幅広い人々に紹介する機会を得られたこと、そして空間的な実験と人々の出会いの場として続いてきたパヴィリオンの遺産に貢献できることに、深く感謝しています。自然界を想起させる庭園の中に設けられたこのプロジェクトは、サーペンタイン・ウォールの形態をとっています。この壁は、見せると同時に隠す装置として構想されており、動きを形づくり、リズムを調整し、近接、方向性、そして立ち止まることの境界を枠づけます。
私たちは、創造と保護の力としての蛇の姿に着想を得て、気候を和らげ、避難場所を生み出し、成長を可能にする構造物であるイングランドの蛇行する果樹壁になぞらえています。この発想から生まれたのが、素朴な粘土レンガで建てられたパヴィリオンです。それは、地域に根ざした職人技と、人々を結びつける建築の根源的な力を前面に据えています。2026年のパヴィリオンは、透過性を備え、穏やかな幾何学によって形づくられ支えられ、そしてその中を行き交う人々に絶えず応答する建築形態を提案しています」

建築家の青木淳と美術家のリチャード・タトルによる展覧会「ほぼ、空」が、東京オペラシティ アートギャラリーで開催されます。
アーキテクチャーフォトでは、入場チケットを抽選でプレゼントいたします。建築家が美術家の展示の会場構成を行うのではなく、二人のコラボレーションで展開されます。また、会場内で青木選定の収蔵品展も行われます。会期は、2026年7月18日~9月23日まで。美術館の公式ページはこちら。
入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2026年7月10日(金)13時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。
建築家の青木淳と美術家のリチャード・タトルが対話を重ねて実現する展覧会「ほぼ、空」では、まるで空を見上げるように上を眺めることが促されます。
「そら」でもあり「くう」でもある「空」は、なにもない空虚ではなく、光や影、大気に満ちた、微細な変化に富む場です。青木にとって建築とは“空気”であり、人それぞれが持つ異なる価値観や速度を許容する自由な空間をつくることだといいます。
タトルにとって美術作品とは“光”であり、ある瞬間に捉えた真実、美しさ、充足感を他者と分かち合う媒体だといいます。“空気”と“光”―世界を満たす現象にも喩えられる建築と美術の融合は、豊かな余白を孕んだ空間を生み出します。
建造物に見えるものは機能を持たず、鮮やかな色彩は大気に揺らいで、すべては流動的です。具体的な意味に縛られることのないその空間で、来場者の視線は溢れるほどの情報から切り離されて、私たちが見る前からそこにあった世界の姿を改めて見直すでしょう。
以下に、詳細な情報を掲載します。

SHARE 陶芸家 ルーシー・リーの展覧会が、東京都庭園美術館で開催。入場チケットをプレゼント。国内では約10年ぶりの回顧展。80年代の草月会館での展示以降、デザイナーや建築家からも支持される作家。“旧朝香宮邸”も会場となり一部作品を除き写真撮影が可能
- 日程
- 2026年7月4日(土)–9月13日(日)

陶芸家 ルーシー・リーの展覧会が、東京都庭園美術館で開催されます。
アーキテクチャーフォトでは、入場チケットを抽選でプレゼントいたします。国内では約10年ぶりの回顧展です。1980年代の草月会館での展示以降、デザイナーや建築家からも支持される作家です。また、“旧朝香宮邸”も会場となり一部作品を除き写真撮影が可能となります。
会期は、2026年7月4日~9月13日まで。展覧会の公式ページはこちら。入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2026年6月26日(金)13時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。
20世紀を代表するイギリスの陶芸家、ルーシー・リー(1902-1995)。オーストリアのウィーンで生まれたルーシー・リーは、ウィーン工芸美術学校で轆轤(ろくろ)を用いた制作に魅了され、陶芸の道へと進みました。作家としての地位を確立しながらも、1938年に戦争で亡命を余儀なくされると、作陶の場をイギリスのロンドンへ移します。ろくろから生み出される優雅なフォルム、象嵌や掻き落とし技法による独創的な文様、そして釉薬によって生み出される豊かな色彩など、彼女の作品がもつ繊細さと凛とした佇まいは、多くの人々を魅了し続けています。
国内では約10年ぶりの回顧展となる本展では、ウィーンで出会ったヨーゼフ・ホフマンや、ロンドン時代に知り合ったバーナード・リーチ、ハンス・コパーなど、リーと交流のあった作家たちの作品をあわせて展示し、日本を中心とした東洋のやきものとの関係性も見直します。制作初期から円熟期まで、リーが出会った場所、もの、人、時代背景を交えながら作品を紐解くことで、その造形の源泉や作品に表された信念に迫る展覧会です。
以下に、詳細な情報を掲載します。

SHARE 杉本博司の展覧会が、東京国立近代美術館で開催。入場チケットをプレゼント。建築分野を含む多岐にわたる活動で知られる現代美術作家の“銀塩写真”の展示。20世紀のモダニズム建築を被写体とした“建築”シリーズも公開
- 日程
- 2026年6月16日(火)–9月13日(日)

杉本博司の展覧会「杉本博司 絶滅写真」が、東京国立近代美術館で開催が開催されます。
アーキテクチャーフォトでは、入場チケットを抽選でプレゼントいたします。建築分野を含む多岐にわたる活動で知られる現代美術作家の“銀塩写真”の展示です。20世紀のモダニズム建築を被写体とした“建築”シリーズも公開されます。
会期は、2026年6月16日~9月13日まで。展覧会の公式ページはこちら。
入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2026年6月8日(月)13時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。
様々な領域で活動する現代美術作家、杉本博司(1948-)。小田原文化財団 江之浦測候所をはじめ建築分野でも活躍し、日本の古典芸能など舞台芸術の演出では国内のみならずヨーロッパ数都市やニューヨークにも進出。その活動分野は書、陶芸、和歌、料理と多岐にわたっています。
そんな多才な杉本の芸術の原点は銀塩写真にあります。確たるコンセプトに基づく、独自の表現による作品はまた、銀塩写真の技術としても頂点を極めるものであり、写真がデジタルに置き換わった今、その技法はまさに「絶滅が危惧される」ものと言えます。
本展では杉本の初期(1970 年代後半)から現在に至る銀塩写真約60点を展観します。
写真作品で構成する美術館での個展は、国内では2005年の森美術館以来の開催となります。さらに、所蔵品ギャラリー3階にて当館所蔵杉本作品全点、また制作の秘密を明かす未公開資料「スギモトノート」をサテライト展示します。
「スギモトノート」:写真作品制作における、撮影時および暗室での作業工程の覚書を記したノート。1970年代半ばより記録は始まる。
以下に、詳細な情報を掲載します。



ファラが設計した、舞台美術「pendulo」です。
移民労働者を主題とした演劇の為に計画されました。建築家は、“意味を投影する存在”として、MDFや波板などの“ありふれた材料”を用いた“意図的に控えめ”な空間を考案しました。また、モジュール式として様々な劇場や制約への適用も可能にしています。
こちらは建築家によるテキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)
移民労働者は、自分たちを雇っている家族とどのような関係を持つのでしょうか?そして、彼らはその関係によってどのように形づくられるのでしょうか?他者の家庭の世話をするために自分の家を離れるとは、どのような意味を持つのでしょうか?そして、別のスケールでは、国家は受け入れる移民に対してどのような立場を取るのでしょうか?これらの問いがこのプロジェクトの枠組みとなります。舞台は、私的な関係とより広い社会構造とが一時的に重なり合う場となります。
舞台装置は、他のいかなる建築プロジェクトよりも必ずしもより虚構的であるとは限りません。その違いは、その直接性にあります。その壁は意図的に薄く、ほとんど仮設的であり、空間を収めるためというよりも、主として意味を投影するために存在しています。このデザインはモジュール式のシステムとして構想されており、さまざまな劇場や舞台、空間的な制約に適応することが可能です。その構成要素は意図的に控えめであり、MDFパネル、細い金属プロファイル、波板、そして塗料といった要素からなります。明快さと効率性をもって組み立てられたありふれた材料は、一時的な建築を形づくり、その目的は恒久性ではなく、ある状況を正確に演出することにあります。





ピーター・ズントーとSOMが設計した、アメリカの「デイヴィッド・ゲフィン・ギャラリーズ」です。
ロサンゼルス郡立美術館の新本館の計画です。建築家は、展示空間を約9m持ち上げ、地上レベルに劇場や店舗などがある“新たな屋外公共空間”も創出しました。また、水平に広がるギャラリーは文化や時代が異なる作品群のフラットな展示を可能にしています。施設の場所はこちら(Google Map)。
こちらはリリーステキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)
ピーター・ズントー設計によるLACMAの新しいデイヴィッド・ゲフィン・ギャラリーズが、4月19日(*2026年)にオープンします
ウィルシャー・ブールバードにまたがる彫刻的な建物は、世界的な美術コレクションに新たなヴィジョンを提供します
米国西部で最大かつ最も包括的な美術館として、物理的およびプログラム的な変革を20年にわたり経てきた後、ロサンゼルス郡立美術館(LACMA)は、4月19日(日)に新しいデイヴィッド・ゲフィン・ギャラリーズのリボンカッティングを祝います。著名な建築家ピーター・ズントーによって設計されたこの建物は、LACMAの常設コレクションの拠点であるとともに、現代世界においてグローバルな美術館がどのようなものであり得るかというヴィジョンとして創られました。
この建物の高く持ち上げられた展示レベルは、ロサンゼルスの広がりある眺望を提供すると同時に、その下に開放的な広場と新たな屋外公共空間を生み出します。この水平的な設計により、LACMAはすべての作品を単一のレベル上で提示することが可能となり、いかなる文化、伝統、または時代にも優先順位を与えることがありません。このインスタレーションにより、キュレーターは従来の分類に縛られることなく独創的で啓示的なつながりを生み出すことが可能となり、来館者はあらかじめ定められた動線から解放され、自らの好奇心に従って、多くの新しい作品に出会い、昔からのお気に入りの作品を新たな視点で見ることができます。
世界史6,000年にわたる15万5,000点の作品から成るLACMAのコレクションからの新しい作品は、今後も時間をかけて追加され続けるため、来館者はギャラリーズで常に何か新しいものを見ることが期待できます。
LACMAのCEO兼ウォリス・アネンバーグ・ディレクターであるマイケル・ゴーヴァン(Michael Govan)は、次のように述べました。「4月19日には、待望されてきたデイヴィッド・ゲフィン・ギャラリーズに最初の来館者を迎えることになります。比類なきピーター・ズントーによって設計されたこの常設コレクションの新たな拠点は、何千年にもわたる世界的な芸術交流を含み、今日ロサンゼルスに存在する多くの文化の伝統と革新を照らし出しています。私たちは、デイヴィッド・ゲフィン・ギャラリーズを築いた官民パートナーシップを推進した市民的および慈善的な指導者たち、この美しい建物を創り上げた建築家、そしてこれらの空間に命を吹き込んだ驚くべき仕事を成し遂げたキュレーターとアーティストに対して深い感謝の念をもって、近隣の人々および近くからも遠方からも訪れる来館者を歓迎します」
ピーター・ズントーとSOMが設計した、アメリカの「デイヴィッド・ゲフィン・ギャラリーズ」の開館間近の様子を伝える動画です。ズントーのスピーチの一部も収録されています。2026年4月に公開されたもの。本建築は、ロサンゼルス郡立美術館の新本館として、2026年4月19日に開館します。アーキテクチャーフォトでは、本建築の竣工時の様子を特集記事として掲載していました。

SHARE ドナルド・ジャッドのワタリウム美術館での展覧会「ジャッド|マーファ 展」。初期の絵画や60年代-90年代に制作された立体作品から、建築のドローイング・図面・写真なども展示。会場構成は w/ が手掛ける
- 日程
- 2026年2月15日(日)–7月12日(日)



アーティストのドナルド・ジャッドのワタリウム美術館での展覧会「ジャッド|マーファ 展」です。
初期の絵画や60年代-90年代に制作された立体作品から、建築のドローイング・図面・写真なども展示されています。また、会場構成は w/ が手掛けています。会期は2026年6月7日7月12日まで(※会期が延期されました。追記2026/4/27)。展覧会の公式ページはこちら。また、会期中の土曜日に様々なトークイベントも企画されています。
20世紀を代表するアーティストとして知られるドナルド・ジャッド(1928-1994)は、1970年代にニューヨークを離れ、メキシコにほど近いテキサス州の町マーファに移り住んだ。
そこで彼は町に残る建物を、生活の場、制作の場として作り変え、さらに自身の作品やダン・フレイヴィン、ジョン・チェンバレン、イリヤ・カバコフなどの作家の作品の恒久的な展示スペースを作るためチナティ財団を設立した。こうしてジャッドが追求し続けた一つ一つの空間は、半世紀の時を経た今も、ジャッドが意図したままの姿でマーファにあり続けている。
本展は1950年代に制作された初期の絵画作品、1960~90年代の立体作品に加え、ジャッドがマーファに残した空間について、ドローイング、図面、映像、資料を通して紹介する。これらの作品や資料を通して、展示を「その場限りのパフォーマンスにしてはならない」という、アートと展示がもつ完全性に対するジャッドの強い信念を発見いただきたい。
また、ワタリウム美術館の創設者、和多利志津子が1978年にジャッドを日本に招聘し開催した「ジャッド展」(1978年2月22日~3月22日)のドキュメントのコーナー展示も設けられる。

SHARE 現代美術作家 ロン・ミュエクの展覧会が、森美術館で開催。入場チケットをプレゼント。制作活動全体を包括的に紹介する大規模個展。初期の代表作から近作まで、日本初公開の作品を含む11点を展示
- 日程
- 2026年4月29日(水)–9月23日(水)


現代美術作家 ロン・ミュエクの展覧会が、森美術館で開催されます。
アーキテクチャーフォトでは、入場チケットを抽選でプレゼントいたします。制作活動全体を包括的に紹介する大規模個展。初期の代表作から近作まで、日本初公開の作品を含む11点を展示します。会期は、2026年4月29日~9月23日まで。展覧会の公式ページはこちら。
入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2026年4月20日(月)9時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。
ロン・ミュエク(1958年オーストラリア生まれ、英国在住)は、革新的な素材や技法、表現方法を用いて具象彫刻の可能性を押し広げてきた現代美術作家です。人間を綿密に観察し、哲学的な思索を重ねて制作されたミュエクの作品は、洗練され、生命感に溢れ、孤独、脆さや弱さ、不安、回復力といった人間の内面的な感情や体験を巧みに表現しています。ロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・アーツで開催された「センセーション:サーチ・コレクションのヤング・ブリティッシュ・アーティスト」展(1997年)への参加で注目を集めて以来、世界各地で個展を開催してきました。
実際の人物よりもはるかに大きく、あるいは小さく造られるその彫刻は、私たちの知覚に対する先入観への挑戦でもあります。同時に、実際に存在していそうであるというリアリティに肉迫する一方で、鑑賞者一人ひとりの解釈や思索を促す曖昧さも残しています。神秘的でありながら圧倒的な存在感を放ち、私たちと身体との関係、そして存在そのものとの関係を問いかけます。
本展は、作家とカルティエ現代美術財団との長きに渡る関係性によって企画されたもので、2023年パリの同財団での開催を起点とし、ミラノとソウルを経て、森美術館で開催されます。日本では、2008年に金沢21世紀美術館で回顧展が開催されて以来、2度目の個展になります。大型作品《マス》(2016-2017年)など作家の主要作品を中心に初期の代表作から近作まで11点を展示し、作品の発展の軌跡を深く洞察します。そのうち6点は日本初公開で、特に初期の代表作《エンジェル》(1997年)の出展はまたとない機会になるでしょう。また、フランスの写真家・映画監督のゴーティエ・ドゥブロンドによる、作家のスタジオと制作過程を記録した貴重な写真作品と映像作品も併せて公開し、ミュエクの比類なき彫刻がどのように生み出されるのかを明らかにします。
以下に、詳細な情報を掲載します。















