OMA / デイヴィッド・ジャーノッテンの会場構成による、オランダの「State of Fashion Biennale 2026」です。
ファッションを社会的な存在として捉える展覧会です。建築家は、“視覚的スペクタクル”と“隠れた物語”の両面の理解を促す為、表が金属仕上げで裏を木造露出とした展示パネルを考案しました。そして、表側で完成品を見せて裏側で舞台裏を明かします。
展覧会の会期は、2026年6月28日まで。公式サイトはこちら。
サプライチェーン・ロジスティクスに由来する用語「Available to Promise(アベイラブル・トゥ・プロミス)」をタイトルとする本展覧会は、ファッションアイテムの背後にある物語を明らかにし、照らし出すことを目的としています。OMA*AMO/デイヴィッド・ジャーノッテンによる会場構成は、これらのキュレーション上の目的との緊密な対話を通じて展開されています。このデザインは、展覧会を体験する二つの異なる方法を提供する重層的なアプローチを採用しています。すなわち、ファッションアイテムの視覚的スペクタクルと、それらに内包された隠れた物語の深い読解です。
OMA / 重松象平の空間デザインによる、韓国・ソウルでの展覧会「ヴィジョナリー・ジャーニーズ」。老舗百貨店でのルイ・ヴィトンの展示。過去の専用エリアでの展開と異なり、建物の構成を活かした“小売空間と公共空間を繋ぐコネクター”としても構想。11のテーマ別ギャラリーと2つのインスタレーションを考案Trunkscape(トランクスケープ) photography by Kwa Yong Lee, courtesy Louis VuittonOMA / 重松象平の空間デザインによる、韓国・ソウルでの展覧会「ヴィジョナリー・ジャーニーズ」。老舗百貨店でのルイ・ヴィトンの展示。過去の専用エリアでの展開と異なり、建物の構成を活かした“小売空間と公共空間を繋ぐコネクター”としても構想。11のテーマ別ギャラリーと2つのインスタレーションを考案ランタンの様な巨大なトランクのインスタレーション photography by Kwa Yong Lee, courtesy Louis VuittonOMA / 重松象平の空間デザインによる、韓国・ソウルでの展覧会「ヴィジョナリー・ジャーニーズ」。老舗百貨店でのルイ・ヴィトンの展示。過去の専用エリアでの展開と異なり、建物の構成を活かした“小売空間と公共空間を繋ぐコネクター”としても構想。11のテーマ別ギャラリーと2つのインスタレーションを考案Music(ミュージック) photography by Kwa Yong Lee, courtesy Louis VuittonOMA / 重松象平の空間デザインによる、韓国・ソウルでの展覧会「ヴィジョナリー・ジャーニーズ」。老舗百貨店でのルイ・ヴィトンの展示。過去の専用エリアでの展開と異なり、建物の構成を活かした“小売空間と公共空間を繋ぐコネクター”としても構想。11のテーマ別ギャラリーと2つのインスタレーションを考案Fashion(ファッション) photography by Kwa Yong Lee, courtesy Louis Vuitton
OMA / 重松象平が空間デザインを手掛けた、タイでの展覧会「ヴィジョナリー・ジャーニーズ」です。
老舗百貨店でのルイ・ヴィトンの展示です。建築家は、過去の専用エリアでの展開と異なり、建物の構成を活かした“小売空間と公共空間を繋ぐコネクター”としても構想しました。そして、11のテーマ別ギャラリーと2つのインスタレーションを考案しました。
アーキテクチャーフォトでは、OMA / 重松象平が手掛けた、タイでの「ヴィジョナリー・ジャーニーズ」展と、大阪での「ヴィジョナリー・ジャーニーズ」展も特集記事として掲載しています。
店内への導入は意図的かつ綿密に構成されており、フォワイエを通って入るようになっています。フォワイエは、交錯する二面性を強調する境界空間です。それは、外の世界から店内への意味のある移行と遮断として機能します。賑やかな通りからの一時の休息であり、またアミューズ・ブーシュのような役割を果たすこのフォワイエは、パリの人々に意味を喚起する木材で覆われています。それは、オスマン様式の内装によく使われるフレンチオークです。オーク材のテーブルの上に置かれた、カナダ人彫刻家マイケル・ベルモア(Michael Belmore)による石造の暖炉「Smouldering Among the Char and Ash(炭と灰の中でくすぶる)」は、消えかけた焚き火の揺らめきと輝きを思わせる幻想を生み出し、訪れる人々を迎え入れるとともに、屋外の感覚を店内にもたらします。
フォワイエを抜けたすぐ先には、カナダグースの「プロジェクト・アティギ」より「ロングテイル・アマウティ(2019)」が展示されています。これは、保温性と防護性の頂点として展示されており、最初のパーカを生み出したイヌイットのデザインを称える、柔らかな鎧の一形態です。この考えは、私たちの素材と空間のパレットにも広がっており、それは触覚的で、強靭で、洗練されています。店舗は、まばらな展示と、より没入感のある層状の環境との間を行き来し、製品が呼吸することも、存在感を強めることも可能にしています。エントランスを飾るのは、カナダ北極圏出身のイヌクのアーティストで作家のニンギウクル・ティービー(Ningiukulu Teevee)によるオリジナルドローイング「Tiptoe Through the Tundra」であり、それは印象的な大規模な漆喰の壁画として再構成されています。この構図は、豊かに装飾された衣服を繊細かつ図像的に描写することで、最初のパーカである伝統的なアマウティを称えています。
OMA / 重松象平の会場デザインによる、上海での展覧会「ミス ディオール:ある女性の物語」。ブランドの香水の創造的進化と影響力を辿る展示。製品の物語を新たな“舞台美術的体験”として創造する為、香水のオーラと中国文化のモチーフを融合させる空間を志向。製品を象徴するピンクを様々な諧調で用いる photography by Boris ShiuOMA / 重松象平の会場デザインによる、上海での展覧会「ミス ディオール:ある女性の物語」。ブランドの香水の創造的進化と影響力を辿る展示。製品の物語を新たな“舞台美術的体験”として創造する為、香水のオーラと中国文化のモチーフを融合させる空間を志向。製品を象徴するピンクを様々な諧調で用いる photography by Boris ShiuOMA / 重松象平の会場デザインによる、上海での展覧会「ミス ディオール:ある女性の物語」。ブランドの香水の創造的進化と影響力を辿る展示。製品の物語を新たな“舞台美術的体験”として創造する為、香水のオーラと中国文化のモチーフを融合させる空間を志向。製品を象徴するピンクを様々な諧調で用いる photography by Boris ShiuOMA / 重松象平の会場デザインによる、上海での展覧会「ミス ディオール:ある女性の物語」。ブランドの香水の創造的進化と影響力を辿る展示。製品の物語を新たな“舞台美術的体験”として創造する為、香水のオーラと中国文化のモチーフを融合させる空間を志向。製品を象徴するピンクを様々な諧調で用いる photography by Boris Shiu
OMA / 重松象平の会場デザインによる、中国・上海での展覧会「ミス ディオール:ある女性の物語」です。
ブランドの香水の創造的進化と影響力を辿る展示です。建築家は、製品の物語を新たな“舞台美術的体験”として創造する為、香水のオーラと中国文化のモチーフを融合させる空間を志向しました。また、製品を象徴するピンクを様々な諧調で用いています。会期は、2025年10月8日まで。
OMA / 重松象平の会場デザインによる展覧会「ルイ・ヴィトン『ビジョナリー・ジャーニー』」。大阪中之島美術館で開催。ブランド遺産の“空間的な翻訳”として構想され、11のテーマギャラリーからなる計画を考案。空間を背景ではなく物語に関与する存在とする為に“メゾンのデザイン原則”からも着想を得るTrunkscapes photo courtesy of Louis VuittonOMA / 重松象平の会場デザインによる展覧会「ルイ・ヴィトン『ビジョナリー・ジャーニー』」。大阪中之島美術館で開催。ブランド遺産の“空間的な翻訳”として構想され、11のテーマギャラリーからなる計画を考案。空間を背景ではなく物語に関与する存在とする為に“メゾンのデザイン原則”からも着想を得るLouis Vuitton and Japan photo courtesy of Louis VuittonOMA / 重松象平の会場デザインによる展覧会「ルイ・ヴィトン『ビジョナリー・ジャーニー』」。大阪中之島美術館で開催。ブランド遺産の“空間的な翻訳”として構想され、11のテーマギャラリーからなる計画を考案。空間を背景ではなく物語に関与する存在とする為に“メゾンのデザイン原則”からも着想を得るWorkshop photo courtesy of Louis VuittonOMA / 重松象平の会場デザインによる展覧会「ルイ・ヴィトン『ビジョナリー・ジャーニー』」。大阪中之島美術館で開催。ブランド遺産の“空間的な翻訳”として構想され、11のテーマギャラリーからなる計画を考案。空間を背景ではなく物語に関与する存在とする為に“メゾンのデザイン原則”からも着想を得るCollaborations photo courtesy of Louis Vuitton
OMA / 重松象平の会場デザインによる展覧会「ルイ・ヴィトン『ビジョナリー・ジャーニー』」です。
大阪中之島美術館で開催されています。建築家は、ブランド遺産の“空間的な翻訳”として構想し、11のテーマギャラリーからなる計画を考案しました。また、空間を背景ではなく物語に関与する存在とする為に“メゾンのデザイン原則”からも着想を得ています。
会期は、2025年9月17日まで。展覧会の公式ページはこちら。